江蘇太倉市秦艶秋さんと董米英さん 懲役4年の実刑判決
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 【明慧日本2019年2月26日】江蘇省太倉市の法輪功学習者・秦艶秋さんと董米英さんの2人に対して、2019年1月30日、張家港裁判所は懲役4年の実刑判決を言い渡した。そして、陳永林さんには懲役3年6カ月、執行猶予の付いた判決を言い渡した。秦さんと董さんの2人は共に控訴した。

 秦さんはかつて6回も連行され、労働教養1年3カ月を強いられ、懲役4年の実刑判決を下された。また、精神病院に6カ月間閉じ込められて迫害を受けたことがある。秦さんの夫・石沢恵さんは今まで7回も連行され、労働教養3年を強いられ、二度も不当な判決を言い渡され計8年6カ月ひどい迫害を受けた。2014年、蘇州刑務所で迫害されたことによって肝臓癌になった石さんは、ほとんどの内臓が迫害でひどい暴力を加えられたことにより損傷したため、3カ月以上生きられないとまで医者が断言した。その後、石さんは学法煉功を通じて健康を回復した。

 2017年2月1日、警官らは突然石さん宅の家宅捜索を行ったことで、家族は石さんが南通市如東県で連行されたことが分かった。同年10月1日、秦さんは太倉610弁公室の警官らにより連行された。法輪功学習者・董米英さんと陳永林さんの2人は、その時一緒に連行された。間もなく、石さんは南通市如東裁判所から懲役3年6カ月の実刑判決を言い渡された。

 2018年7月10日、蘇州市太倉県裁判所は、秦さんと董さんに対して裁判を行った。2人の学習者は法廷に入った際に、弁護士は足かせと手錠を外すようにと求めた。しかし裁判官は「内部の公文書がある」と弁護士の要求に強く反対した。弁護士は「内部の公文書は法律ではない」と指摘し、刑具を外すようにと再々要求したため、裁判官は激高して法廷で怒鳴りつけ、裁判は続けられずいい加減に終了した。

 2018年10月24日、蘇州市張家港裁判所で、秦さん、董さん、陳さんの3人に対する裁判が再度行われた。弁護士の根拠ある弁護の前で、検察官は答えられず、裁判官は早々と休廷を宣告した。2019年1月30日午後1時半頃、張家港裁判所は学習者3人に対して不当な判決を言い渡した。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/2/6/382329.html)
 
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