蘇州の教師・石沢恵さん 不当な裁判に直面
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 【明慧日本2017年9月17日】蘇州太倉市の法輪功学習者で、太倉市健雄学院の教師・石沢恵さんは、不当に8カ月拘禁された。弁護士は9月7日、南通市如東県裁判所へ行き、如東裁判所で9月19日午前9時に、石さんに対する裁判が行われることを確認した。

 石沢恵さんは、倉市の南城に在住している。法輪大法への信仰を放棄しないため、過去16年間に、7回も連行され、3年の労働教養を科され、2回連行され、合わせて8年の刑罰を下された。石さんの妻・秦艶秋さんは、蘇州太倉郵便局の元職員であった。秦艶秋さんも不当に6回連行され、1年3カ月の労働教養を科され(延期も含める)、4年の刑罰を下されて、精神病院に6カ月間拘禁された。

 今年2月1日、石さんは南通市如東へ年老いた法輪功学習者を見舞いに行き、数人の学習者と一緒に如東県にある学習者の家で煉功し、学法した。如東県の610弁公室と国保大隊(法輪功迫害の実行機関)と南通市公安の50人の警官が、石さん達全員を連行した。当地の一部の学習者は、すでに釈放されて家に帰ったが、石さんはずっと拘禁されたままである。

 2月1日から10日まで、石さんの自宅が監視され、某ホテルで秘密に拘禁されていたが、2月11日如東留置場へ送られた。3月16日、逮捕許可が出された。証拠不足で提訴することができないため、如東県検察院は今年6月24日に、石さんの公文書を公安局に差し戻した。如東公安局は7月25日に公文書を検察院に引き渡した。

 石さんの家族は、北京の弁護士を雇った。石さんの家族は何度も如東公安局国へ石さんを釈放するようにと要求した。また、石さんが2014年に、蘇州刑務所で迫害によって、肝臓癌になった時の診療記録カードと病院の関連書類をもって、公安局国保へ提出し、石さんを釈放するようにお願いした。家族は石さんが留置場にいると学法、煉功できないため、体が耐えられなくなることを心配した。しかし、陳という国保の警官は、「石は健康診断を受けており、体はとても良い」と言った。

 石さんは2012年に、蘇州刑務所の独房に拘禁され、強制的に洗脳された。汚くて臭い服を着せられ、食事も十分にとらせてもらえず、入浴も許されなかった。夜になっても寝させず、朝また壁に向かって立たせた。姿が少しでも刑務所の役人の目に入らなければ、すぐに殴られた。石さんは蘇州刑務所から蘇州附二院に送られた時、腎臓に膿腫ができていた。ほとんどすべての内臓は蘇州刑務所の人員により、ひざでけられ負傷した。医師に3カ月しか生きられず、長くても1年の寿命であると言われた。石さん夫婦は激しく迫害されたため、高額の医療費用も負担できず、仕方なく家に帰った。石さんは学法、煉功を通じて、体は非常に早く回復した。

 今年2月1日、石さんは太倉の家で突然、家財を押収された。家族はその時、石さんはすでに連行されていると分かった。後に如東へ石さんを探しに行ったが、拘禁されている場所が分からなかった。それで、石さんの家族は如東公安局国保へ石さんを探しに行った。如東610弁公室が太倉610弁公室に対して指示を出し、太倉610弁公室は石さんの家族に、「もう如東へ行かないように」と言い、従わないと連行すると脅した。

 石さんは未だに、如東留置場に拘禁されている。石さんの訴訟事件を担当する責任者は、課長の陳建慶である。9月7日、弁護士は留置場へ行き、石さんを訪ねた。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/9/12/353626.html)
 
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