甘粛省慶城県の学習者 秘密裏に不当な判決を受ける
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 【明慧日本2017年4月7日】甘粛省慶城県裁判所は、先月23日、学習者・韋雪玲さんに再審を行い、懲役3年の不当な判決を宣告した。韋さんは上訴するつもりである。今回の開廷において、家族には知らされず、留置場側は面会を禁じた。

 韋さんは昨年7月に江沢民を告訴したとの理由で長慶公安支局の警官に連行されたが、体調が悪いため、1万元をゆすり取られてから一時出所できた。しかし、韋さんが家に帰ると、鍵はすでに変えられて入れず、夫も娘の家に行き、放浪生活を余儀なくされた。今年、韋さんの夫は離婚届を提出し、裁判所は10月20日に開廷すると韋さんにそのことを知らせた。しかし、韋さんが戻っても家には入れなかった。そのため、昨年9月26日の朝8時半、韋さんは長慶公安支局を訪ね、鍵を開けてくれるように協力を求めた。しかし、思ってもみないことにそのまま慶城県留置場に拘禁された。 

 11月22日午前、県裁判所は韋さんに対して開廷した。弁護士は韋さんが真・善・忍に基づき、より良い人になることを目指すことは何の罪にもならないと指摘した。しかし、裁判長の劉明瑞は2回も弁護士の発言を妨害し、警官に弁護士を法廷から追い出させた。弁護士は開廷の前も、弁護しないようにと強いられたという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/4/3/345125.html)
 
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