北京市の馬海芳さんに 不当裁判

 

　【明慧日本2017年1月26日】北京市石景山（せきけいざん）区の法輪功学習者・馬海芳さん（38）に対する不当な裁判が、今月18日に行なわれた。馬さんの母親だけが傍聴できた。夫は以前に、馬さんのために証言し、尋問調書に答えたことがあるとの理由で法廷の外で結果を待つことになった。

　馬さんの弁護士は、中国の法律では法輪功の関連書籍を所有することは違法だと定めていないため、馬さんのところにある資料やパソコンのデータも合法であると指摘した。

　検察側は、さらに馬さんはある女の子に法輪功の無実を伝えたことがあると訴えたが、弁護士は法輪功の無実を伝えることは違法ではない、その上、その女の子は未成年者のため、証言は法律効果がないと反駁した。

　馬さんは高校時代から法輪功を学び「真・善・忍」に従ってより良い人になることを目指した。個人の利益を求めず、他人のことを最優先に考えることを常に念頭においているという。