【明慧日本2019年4月8日】(明慧ネットの吉林省レポーターからの報道)吉林市の法輪功学習者・李俊偉さん(女性)は不当に拘禁されて1年近くになる。最近、不当に懲役3年6カ月の実刑判決を宣告されたという情報が入った。情報筋によると、李さんは二度も不当に開廷され、関係する法律を運用し法廷で論拠を以って自己弁護をし、自身に対する告発を論破した。
2018年3月11日午後、李さんは中東新生活マーケットで人々に法輪功の真相を伝え、合同検査を行っていた刑事警察の警官に出くわし、船営区南京街警察署に不当に連行され、家宅捜索を受けた。李さんは10日間拘束された後、吉林市の留置場に移送され、拘禁された。
2018年4月16日、李さんは天津街で真相を伝えた際に、吉林市昌邑区警察署と国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の警官らにより不当に連行され、留置場で7日間拘束された後、吉林市の留置場に送られて拘禁され、迫害された。
現在「李さんは罪に陥れられ、不当な開廷を二度も経験し、関係する法律を運用し法廷で論拠を以って自己弁護をした。さらに、司法関係者と人々に真相を伝えて救い済度し、検察官と裁判官はぐうの音も出なかった」ということがわかった。しかし、やはり懲役3年6カ月の不当な判決を受けてしまった。
吉林市豊満区の法輪功学習者・岳乃明さんは2018年3月13日、警官に家に侵入されて不当に連行され、吉林市の留置場に拘禁された。岳さんは旧正月の前に吉林市豊満区裁判所に秘密裏に開廷され、その開廷時間はわずか数分間だったということを家族は最近知った。状況を知った岳さんの家族は、後豊満区裁判所へ行き、状況を問い合わせたが、検察庁の人員・趙亮は問い合わせを断り、家族に会わなかった。
実際は法輪大法を修煉して、「真・善・忍」に基づいてよい人になり、家庭と社会に有益をもたらしただけである。また、人々の道徳を高めることは合法であり、表彰を受けるべきことであり、法輪功学習者が逮捕されて起訴されるべきものでは決してない。法輪功学習者は正しい信念を持ち続け、真相をはっきりと伝え、被害者として差別に立ち向かうだけではなく、社会正義を扶助し、社会的良心を守っており、憲法と法律の保護を受けるべきである。
「真・善・忍」を修煉する法輪功学習者に対する中国共産党の江沢民集団の迫害は、すべての是非や善悪を転覆させ、社会の道徳を乱し、同時に中国の法制を暗黒に染め、中国社会に多大な損害をもたらした。その結果、今日の中国の虚・悪・闘争が広まり、道徳が退廃して大きな喪失をもたらし、汚職腐敗がまん延し、これらを中国社会から見てとれる。すべての中国人がこの迫害の被害者である。心を静めて考え、胸に手を当てて考えてみればわかる。よい人になったら迫害され、真実を語ったら迫害される社会は、恐ろしくはないだろうか? 皆さんの子供をこのような社会で生活させたいと思うだろうか?
中国『憲法』第36条に「公民は宗教を信仰する自由を有する」と規定されており『憲法』第35条には「公民は、言論、出版、集会、結社、行進、示威の自由を有する」と規定されている。江沢民がこの世のものとは思われないほどの悲惨な迫害を発動し、かつて迫害に加担した者と今なお加担している者は、省、市から末端に至るまで大勢いる。その者達も上層部からの圧力を受けており、法輪功学習者がみな善良な良い人であることをはっきりと認識しているものの、職務のため、食べるため、自らを守るために、良心をくらまして大罪を犯している。実際はその者達こそ迫害の被害者であり、犠牲者達である。なぜなら、そこには因果応報の鉄則があり、人間が治めなければ天が治めるからである。