【明慧日本2019年2月11日】四川省瀘州市納渓区裁判所は、2018年12月4日、法輪功学習者・巫徳蓉さん(67歳)に懲役3年の実刑判決を下し、さらに罰金5000元を科した。
巫さんは2018年12月7日にその判決書を受け取った。また、家族は12月18日に郵送された判決書を受け取った。これらの不当な判決を言い渡されたのは、巫さんにとって二度目である。巫さんが度重なる迫害を受けることを心配して、彼女の家族は法律に違反し、迫害に関与した関係部門の関係者らに対して控訴することにした。
巫徳蓉さんは瀘州市納渓区の農家の女性である。2001年1月、納渓区610弁公室の警官は巫さんを洗脳班(思想改造施設)に連行し、場所を転々と変えて拘禁し続けた。その理由は、家族との連絡を断ち切り、不当に人身の自由を奪うためで、2年8カ月間にわたり拘禁した。2004年3月、巫さんは再び地元公安警察や610弁公室の人員によって迫害され、不当に1年3カ月の労働教養を科された。2008年9月10日、彼女は再度連行され罪に陥れられ、2009年6月10日に瀘州市合江裁判所により、不当に懲役3年6カ月の実刑判決を言い渡された。
2017年9月18日の夜9時、納渓派出所の警官は巫さんの家に押し入り電気を切り、巫さんを騙してドアを開けさせた。そして、巫さんを連行し、刑事事件として身柄を拘束し、納渓留置場に拘禁した。2017年10月23日に逮捕状が発布された。
2018年3月13日、納渓区裁判所は秘密裏に巫さんに対して法廷審問を行ったが、法廷での情報は開示されず、誰も分からないままに2018年12月4日に、懲役3年の実刑判決と罰金5000元が言い渡された。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)