山東寿光市の王秋蘭さん 3年6カ月の実刑判決
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 【明慧日本2019年4月10日】山東省寿光市の法輪功学習者・王秋蘭さん(69歳女性)は青州市裁判所により懲役3年6カ月の実刑判決を言い渡され、2019年3月14日頃に、済南女子刑務所に収監された。家族は十数日後に初めてその情報を知った。

 現在、王さんの健康状態がどうなっているか不明で、家族は非常に心配している。王さんの夫(70歳)は温厚で内向的な性格の人なので、毎日涙を流しており、100歳近い母親も娘の解放を待ち望んでいる。

 2018年青島サミットの開催中、濰坊市政法委書記・孫啓生の自らの布陣と指揮の下で、寿光市国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)と派出所の警官らが、現地の法輪功学習者たちを次から次へと異常なほど連行したという。70代の甄明鳳さん、70歳近くの劉淑美さん、王秋蘭さんなどの学習者は連行され、家宅捜索を受けた。3人とも濰坊市留置場に入れられたが、甄さん、劉さんは健康診断で不合格のために解放されたが、王さんだけは留置場に収容されたままである。

 収容されている王さんは迫害により毎日腹痛が激しく、頻尿で1日30回以上もトイレに行き、尿蛋白などの症状が現れ、健康状況が悪化した。留置場側は王さんの深刻な症状を現地の国内安全保衛部門に報告したが、無視され、さらに逮捕状を出された。

 2019年1月14日午前、青州裁判所は王さん、甄明鳳さん、劉淑美さんに対して裁判を行い、現地の国内安全保衛部門および派出所の警官ら数人が法廷に出て、虚偽の申し立てをし、3人を罪に陥れようとした。3月に裁判の結果が出て、王さんは懲役3年6カ月の実刑判決を言い渡され、済南女子刑務所に収監された。 

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/4/4/384715.html)
 
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