太原市の8人の年配学習者に懲役刑を宣告
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 【明慧日本2019年6月22日】(山西省=明慧記者)山西省太原市の8人の年配者の法輪功学習者たちが約1年間拘禁された。そして、近日迎澤区裁判所は8人の年配学習者に対して、全員に懲役刑を言い渡し、さらに罰金をそれぞれに科し、刑務所に送り込んだことが分かった。法輪功学習者8人の実刑判決は次の通りである。

 孫志芬さん(60歳女性)は、不当にも懲役10年の実刑判決と罰金3万元を科すものとする。

 王素平さん(67歳女性)は、不当にも懲役10年の実刑判決と罰金3万元を科すものとする。

 張清香さん(69歳女性)は、不当にも懲役6年の実刑判決と罰金2万元を科すものとする。

 田玉琴さん(60歳女性)は、不当にも懲役6年の実刑判決と罰金2万元を科すものとする。

 羅保軍さん(62歳女性)は、不当にも懲役5年の実刑判決と罰金2万元を科すものとする。

 張潤英さん(71歳女性)は、不当にも懲役2年の実刑判決と罰金1万元を科すものとする。

 郭潤鮮さん(68歳女性)は、不当にも懲役1年の実刑判決と罰金6千元を科すものとする。

 胡蘭英さん(65歳女性)は、不当にも懲役1年の実刑判決と罰金3千元を科すものとする。

 2018年6月25日、法輪功学習者王素平さん、羅保軍さん、孫志芬さん、張清香さん、張潤英さん、郭潤鮮さん、田玉琴さん、胡蘭英さんの8人は、太原市警察署迎澤区支署の警官らに不当に住宅に押し入られて連行され、家宅捜査を受けた。同年10月18日には、法輪功学習者で72歳の王蘭梅さんが連行された。その中に多くの年配者の女性がいた。

 2019年4月2日午前11時、王素平さん、羅保軍さん、孫志芬さん、張清香さん、張潤英さん、郭潤鮮さん、田玉琴さん、胡蘭英さん、王蘭梅さんの9人の法輪功学習者たちに対して、迎澤区裁判所で開廷された。出廷時には全員が手錠をかけられ、足かせにをめられていた。

 王素平さんは自己弁護をする時に、「法輪功が公開されてから人々が善良になり、道徳が向上し、伝統に回帰するようになったため、これは社会には大変有益なことです。現在、法輪功が世界の100カ国の国々や地域に広く伝えられ、よく受け入れられているのに、中国だけで弾圧を受けています」と発言した。しかし途中でしばしば、起訴者の任欣貴と裁判官の郭暁琴によって、繰り返し中断させられ、法輪功に関する言及を許されなかった。

 ある学習者の家族から依頼された弁護士が無罪を主張した。警官が証人を偽造し、捜索令状や逮捕状が発行されていないうちから連行したり、家宅捜査をすることは違法であり、また、すべての「証拠」は後付けされたものであるため、これらの証拠は全てが不当なもので認められず、故意に罪に陥れた案件であると指摘した。

 裁判の最後のまとめの段階で、起訴者の任欣貴は悪口をはき、法輪功をあざけり罵った。法輪功学習者の孫志芬さんが止めようとすると、裁判官に命令された司法警官によって取り押さえられた。そこで、孫志芬さんは法廷内で「法輪功は素晴らしい! 真・善・忍は素晴らしい!」と大声で叫んだ。

  9人の法輪功学習者が連行され、ひどく迫害されている詳しい情報については、明慧ネットの記事で、「9人の年配者が太原警察に連行され、検察庁に不当に陥られた」や、「60代、70代の年配者が『轉法輪』の本を読み、太原警察に『重要案件』とされた」等を参照されるとより詳しい情報がわかる。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/6/9/388472.html)
 
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