【明慧日本2019年6月21日】(中国=明慧記者)明慧ネットの統計資料によると、2019年3月、中国の法曹部門の関係者らは245人の法輪功学習者を連行し(その中の100人がすでに帰宅した)、162人に対して嫌がらせを働き、18人に逮捕令状を交付し、4人を洗脳班に送り、43人に判決を下し、39人に対して裁判を行った。そのうち、107人が家宅捜索を受け、36人の65歳以上の学習者が嫌がらせを受け、連行された。迫害を受けた年配者の学習者の中には、80歳以上の学習者が9人おり、最高齢者は83歳であるという。
図1、2019年3月、迫害を受けた中国国内の法輪功学習者の延べ人数統計表 |
2019年1月~3月の間、574人の法輪功学習者が連行された。その内訳は、1月203人、2月126人、3月245人である。
一、2019年3月、245人の法輪功学習者が連行される
図2、2019年3月、連行された中国国内の法輪功学習者の延べ人数地域別分布表 |
表1、2019年3月、連行された法輪功学習者の地域別人数統計表
区 域 |
連行人数 |
順 位 |
区 域 |
連行人数 |
順 位 |
山東省 |
30 |
1 |
上海市 |
6 |
12 |
北京市 |
28 |
2 |
湖南省 |
6 |
12 |
湖北省 |
27 |
3 |
寧夏 |
5 |
13 |
吉林省 |
22 |
4 |
甘粛省 |
4 |
14 |
四川省 |
19 |
5 |
広東省 |
3 |
15 |
河北省 |
16 |
6 |
内モンゴル |
3 |
15 |
江西省 |
14 |
7 |
山西省 |
3 |
15 |
遼寧省 |
13 |
8 |
陝西省 |
2 |
16 |
天津市 |
12 |
9 |
江蘇省 |
1 |
16 |
重慶市 |
12 |
9 |
広西 |
1 |
16 |
安徽省 |
9 |
10 |
河南省 |
1 |
16 |
黒竜江 |
8 |
11 |
|
|
|
2019年3月、245人の法輪功学習者が連行された |
表2、2019年3月、各都市で連行された法輪功学習者の人数統計表
都 市 |
連行人数 |
都 市 |
連行人数 |
都 市 |
連行人数 |
都 市 |
連行人数 |
武漢市 |
17 |
赤峰市 |
3 |
敦化市 |
2 |
常德市 |
1 |
長春市 |
13 |
唐山市 |
3 |
青島市 |
2 |
郴州市 |
1 |
葫芦島 |
9 |
襄陽市 |
3 |
泰安市 |
2 |
懐化市 |
1 |
鹰潭市 |
9 |
吉林市 |
3 |
瀋陽市 |
2 |
長沙市 |
1 |
阜陽市 |
7 |
済南市 |
3 |
合肥市 |
2 |
德州市 |
1 |
孝感市 |
6 |
威海市 |
3 |
陽泉市 |
2 |
東営市 |
1 |
潍坊市 |
6 |
九江市 |
3 |
銀川市 |
2 |
済寧市 |
1 |
南充市 |
6 |
德陽市 |
3 |
南京市 |
1 |
聊城市 |
1 |
臨沂市 |
5 |
石嘴山 |
3 |
揭陽市 |
1 |
大連市 |
1 |
煙台市 |
5 |
梅州市 |
2 |
北海市 |
1 |
撫順市 |
1 |
成都市 |
5 |
衡水市 |
2 |
邯郸市 |
1 |
南昌市 |
1 |
定西市 |
4 |
邢台市 |
2 |
済寧市 |
1 |
萍郷市 |
1 |
保定市 |
4 |
大興安嶺 |
2 |
周口市 |
1 |
瀘州市 |
1 |
延辺州 |
4 |
佳木斯 |
2 |
大慶市 |
1 |
臨汾市 |
1 |
遂寧市 |
4 |
七台河 |
2 |
ハルビン |
1 |
漢中市 |
1 |
滄州市 |
3 |
邵陽市 |
2 |
黄岡市 |
1 |
西安市 |
1 |
迫害の実例
●泥棒や窃盗者なら連行しなくても構わないが、法輪功学習者であれば捕まえなければならない
明慧ネット2019年3月11の報道によると、広東省汕頭市潮陽区の谷饒鎮派出所の副所長は2人の警官を連れて、村の役員の案内する下で、法輪功学習者・馬奕倫さんの家にやって来た。馬さんの家族はドアを開けずに入室を拒否したところ、警官は馬さんを連行してから「教育」すると言って、そこから離れようとしなかった。家族は「馬奕倫さんが『真・善・忍』を遵守することは間違っていません。どうして彼女を連行するのですか? 社会の治安状況がこんなに悪いのに、あなた達はなぜ泥棒を捕まえないのですか?」と問い詰めた。すると、副所長は「泥棒や窃盗者なら連行しなくても構わないが、法輪功学習者であれば捕まえなければならない」と答えたという。
馬さんは若い母親で、穏やかで優しい性格の持ち主である。法輪功を学んでいるだけで、馬さんは2019年元旦の前に、谷饒派出所の警官らにより連行され、15日間拘束された。
●出所して間もなく、北京懐柔区の孫福義さんは再び連行される
北京市懐柔区の法輪功学習者・孫福義さん(71)と妻の徐俊明さん夫婦は、2019年3月7日午前、車で九渡河の実家に帰ったが、懐柔区泉河派出所、国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の警官に尾行され、家に不当に侵入された。同日の午後、警官は孫さんを懐柔区泉河派出所に連行した。
|
その直後、警官ら数人は孫さんの九渡河の家を家宅捜索し、法輪功関連書籍、資料などの私財を押収した。当日の夕方5時頃、警官は妻の徐さんをも泉河派出所に連行し、さらに、押収品で満車になった車を運転して持ち去った。
2019年3月8日、妻の徐さんは懐柔区留置場に送られたが、入所検査で心臓病、高血圧症などで、不合格になって入所を断わられたため、深夜に警官に九渡河の家に戻された。
孫さんは2019年1月10日、ようやく3年間の冤罪を終えて、前進刑務所から帰宅したが、現在は、また懐柔留置場に拘禁されている。
●6本の15万ボルトの電気棒で電気ショックを与えられた穆君奎さんは 裁判に直面
吉林省長春市の法輪功学習者・穆君奎さん(49)は2019年3月20日、中国の南方で行なわれた展示・注文会に参加して、長春市に戻って来ると、すぐに警官らに長春市第一留置場に連行された。
2018年9月7日、長春市寛城公安分局と西三条派出所の警官らは穆さんを連行したとき、穆さんの頭と顔を殴った。そして、警官らは穆さんの自宅と倉庫を家宅捜索して、私物品と仕事用の物品などを押収し、穆さんを長春市第一留置場に送った。留置場に入所する際の身体検査の時、手錠をかけられていた穆さんはまたも警官らに殴られ、手錠をきつく締め付けられたため、腕が腫れ上がった。2018年9月30日に証拠不足のため、穆さんは仮保釈された。
2019年2月末、穆さんは南方での展示・注文会に参加することを寛城検察庁の関係者に話し、同意を得て参加した。しかし、3月20日、長春市に帰った途端に穆さんは連行され、留置場に送り込まれた。
|
穆さんは法輪功を学ぶ前はよく人と喧嘩していた。ある喧嘩で穆さんは負傷して、回復が困難な状態になった。1994年、穆さんは法輪功を学び始め、「真・善・忍」の基準で自分に要求するようになり、健康を取り戻した。
修煉者になった穆さんは善良で心が広くなり、苦を嘗め苦しみに耐え、困難に遭っている人にいつも手を差し伸べて助けた。しかし、1999年7.20、江沢民集団が法輪功への迫害を開始してからは、良い人になった穆さんに対して、繰り返し迫害を加えた。
●黒竜江七台河市の張立萍さんは連行され殴打される
黒竜江省七台河市の法輪功学習者・張立萍さん(56)は、2019年3月11日午前7時過ぎ、法輪功学習者・佟桂香さん(75)と一緒に七台河馬場市場で、法輪功の小冊子を配っていた際に、中国共産党の法輪功への誹謗中傷の宣伝を信じている人に通報された。そして、張さんは七台河金沙公安分局の警官らに連行された。張さんは警官らから猛打されるなどの酷い暴力を受け、それが原因で未だに体の筋肉に堅いしこりが残り、しゃがむことも座ることも困難な状態が続いている。
連行された張さんは警官の尋問に答えず、写真や映像を撮ることにも反抗し、警官に法輪功の合法性を訴えた。張さんは2011年3月1日に新聞出版署の第50号令に「法輪功書籍の禁止令」を廃除したことを話し、ネットで調べることを勧めたが、警官に「俺たちはそんなことは調べないし、聞かない。通報があれば行くしかないし、これが仕事だ。家族を養う仕事だ」と言われた。
七台河市国内安全保衛大隊の警官らは張さんに名前、住所を聞いたが、張さんは答えなかった。そのため、警官は張さんを罵り、張さんの髪の毛を引っ張って、無理やり写真を撮った。張さんは「法輪功は素晴らしい」と叫んだところ、その中の1人の警官が周りの者に「息だけさせればいい、法輪功の者に対して容赦するな」と指示した。
|
午後になると張さんは鉄の椅子に座らされ、手かせと足かせをつけられて、自由に動けない状態にされた。しかし、張さんは引き続き、警官に法輪功の真相を話した。そのため、警官は手錠をいっそうきつく締め付けた。
夜、張さんは警官にサインを強要されたが拒否したために、警官は張さんの頭を機材にぶつけたり、10本の指を全て骨折させ、その痛みで張さんは声も出なくなった。苦しめられ衰弱しきって地面に横たわっていた張さんは、警官ら6人にトイレに引きずられ、尿検査の紙に無理やり拇印を押さされ、鉄の柵に閉じ込められた。
また夜中の雪の中で、警官は張さんに下着しか着させず車に乗せ、七台河市中医院に向かい、身体検査をさせた。張さんが少し反抗しただけで平手打ちされ、蹴られたり、殴られたりした。検査で血圧が220mmHgもあった張さんは、警官に頬を掴まれて強制的に薬を飲まされた。その後、警官は張さんを留置場に送り込み、受刑者らに張さんに暴力を振るようにと指示した。
留置場で張さんは再度血圧を測定されると、260mmHgまで上昇したため、2019年3月15日にやっと解放され、帰宅した。張さんの右側の顔は腫れ上がり、左側の顔は青あざになり、口の中は傷だらけで、左足の付け根はあざだらけになった。現在、張さんは未だに座ることもしゃがむことも非常に困難であるという。
二、2019年3月、162人の法輪功学習者が嫌がらせを受ける
図3、2019年3月、嫌がらせを受けた中国国内の学習者の延べ人数地域別分布表 |
表3、2019年3月、嫌がらせを受けた法輪功学習者の地域別人数統計表
区 域 |
嫌がらせを 受けた人数 |
順 位 |
区 域 |
嫌がらせを 受けた人数 |
順 位 |
北京市 |
24 |
1 |
湖北省 |
5 |
8 |
山東省 |
21 |
2 |
広東省 |
4 |
9 |
四川省 |
19 |
3 |
遼寧省 |
4 |
9 |
重慶市 |
17 |
4 |
安徽省 |
3 |
10 |
河北省 |
17 |
4 |
河南省 |
3 |
10 |
天津市 |
10 |
5 |
湖南省 |
3 |
10 |
吉林省 |
9 |
6 |
江西省 |
3 |
10 |
甘粛省 |
6 |
7 |
内モンゴル |
1 |
11 |
黒竜江 |
6 |
7 |
浙江省 |
1 |
11 |
上海市 |
5 |
8 |
山西省 |
1 |
11 |
2019年3月、162人の法輪功学習者が嫌がらせを受けた |
表4、2019年3月、44都市で嫌がらせを受けた法輪功学習者の人数統計表
都 市 |
嫌がら せを 受けた 人数 |
都 市 |
嫌がら せを 受けた 人数 |
都 市 |
嫌がら せを 受けた 人数 |
都 市 |
嫌がら せを 受けた 人数 |
潍坊市 |
13 |
瀘州市 |
3 |
湛江市 |
1 |
吉林市 |
1 |
滄州市 |
8 |
亳州市 |
2 |
深圳市 |
1 |
威海市 |
1 |
德陽市 |
8 |
衡水市 |
2 |
汕頭市 |
1 |
太原市 |
1 |
平涼市 |
6 |
鶴岡市 |
2 |
邯郸市 |
1 |
大連市 |
1 |
長春市 |
6 |
郴州市 |
2 |
廊坊市 |
1 |
鞍山市 |
1 |
咸寧市 |
5 |
延辺州 |
2 |
唐山市 |
1 |
瀋陽市 |
1 |
青島市 |
5 |
煙台市 |
2 |
信陽市 |
1 |
撫順市 |
1 |
保定市 |
4 |
赤峰市 |
1 |
商丘市 |
1 |
成都市 |
1 |
遂寧市 |
4 |
杭州市 |
1 |
新郷市 |
1 |
資陽市 |
1 |
ハルビン |
3 |
阜陽市 |
1 |
チチハル |
1 |
南充市 |
1 |
鹰潭市 |
3 |
恵州市 |
1 |
懐化市 |
1 |
涼山州 |
1 |
迫害の実例
●河北省610弁公室はライ水県の貧困家庭を援助するという口実で 嫌がらせを働く
2019年3月31日以来、ライ水県の数十人の法輪功学習者が嫌がらせを受けた。情報筋によると、今回の嫌がらせは河北省610弁公室の指示の下で、実施されたものであるという。
彼らは貧困家庭を援助するという口実で、法輪功学習者の家に行って詳しく情報を収集し、家族の個人情報を尋ねたり、撮影したりした。
●上海の年配者の法輪功学習者・沈芳さんは24時間監視される
上海市静安区の法輪功学習者・沈芳さん(70歳前後)は、長期にわたり静安区支局の610弁公室、国内安全保衛部門および石門二路大通り総合治安弁公室の人員に監視されている。毎日監視者が交替して沈さんを尾行し、沈さんがどこへ行くにも自転車やオートバイ、乗用車に乗って尾行し、監視した。敏感日になると、総合治安弁公室の人員は2人組で家の入口で監視し、外出時には尾行した。2019年2月26日から監視が開始されて、現在、「両会議」が終わったにもかかわらず、いまだに続けている。
三、逮捕令状が交付される
明慧ネットの統計資料によると、2019年3月、中国の法曹部門の関係者らは18人の法輪功学習者に対して、逮捕令状を交付した。その内訳は、オーストラリア在住の学習者1人、遼寧省8人、黒龍江3人、吉林省2人、上海市2人、山東省1人、湖北省1人であるという。
四、洗脳によるひどい迫害
明慧ネットの統計によると、2019年3月に4人の法輪功学習者が洗脳班に送られた。広西、遼寧、北京、重慶在住の各1人ずつである。
迫害の実例
洗脳班に連行された重慶市の黄忠英さんは帰宅
重慶市の法輪功学習者・黄忠英さん(76)は、2019年3月4日の夜8時頃、現地の警官とコミュニティの役人により、自宅から強行して歌楽山千竹溝洗脳班まで連行された。この洗脳施設は看板がなく、「法治学習クラス」と称される秘密な場所である。
そこで黄さんは、毎日のように捏造した「焼身自殺」の映像や、法輪功を中傷する内容のものを強制的に見せられた。黄さんは彼らに法輪功の真実のことを伝えても聞いてくれなかった。毎日7、8人が黄さんを囲んで「転向」を強制したり、サインを強要したりした。
五、経済的に迫害する
表5、2019年3月、警官らが略奪、もしくはゆすり取った現金の金額明細表
名 前 |
地 区 |
都 市 |
県 区 |
警官がゆすり取った現金(元) |
吴井刚 |
内モンゴル |
赤峰市 |
|
1万2000 |
季立来 |
山東省 |
臨沂市 |
蒙陰県 |
1万 |
赵桂英 |
黒竜江 |
佳木斯 |
|
7000 |
杜万民 |
天津市 |
|
濱海新区 |
5000 |
赖欢萍 |
江西省 |
萍郷市 |
|
50 |
2019年3月、警官らが略奪もしくはゆすり取った現金の金額は3万4050人民元である |
六、年配の法輪功学習者に対する迫害
表6、2019年3月、連行された65歳以上の法輪功学習者の人数統計表
名 前 |
地 区 |
都 市 |
県 区 |
帰宅状況 |
家宅捜索 |
年 齢 |
職 位 |
王绍清 |
湖北省 |
武漢市 |
|
|
|
80 |
|
周秀武 |
湖北省 |
武漢市 |
|
連絡取れず |
|
80 |
|
魏婆婆 |
湖北省 |
武漢市 |
江岸区 |
|
家宅捜索 |
80 |
|
黄学员 |
湖南省 |
邵陽市 |
隆回県 |
帰宅 |
|
78 |
|
王国霞 |
寧夏 |
銀川市 |
|
帰宅 |
|
78 |
|
夏中志 |
河南省 |
周口市 |
淮陽県 |
|
家宅捜索 |
76 |
|
黄忠英 |
重慶市 |
|
江北区 |
帰宅 |
家宅捜索 |
76 |
|
佟桂香 |
黒竜江 |
七台河 |
|
|
|
75 |
|
杨维先 |
四川省 |
瀘州市 |
古蔺県 |
帰宅 |
家宅捜索 |
71 |
|
老年女学员 |
吉林省 |
延辺州 |
琿春市 |
|
|
70 |
|
胡琴书 |
寧夏 |
銀川市 |
|
帰宅 |
|
70 |
|
李京花 |
山東省 |
臨沂市 |
沂南 |
帰宅 |
|
70 |
|
张修珍 |
山東省 |
臨沂市 |
沂南 |
|
|
70 |
|
韩某某 |
山東省 |
潍坊市 |
寿光市 |
帰宅 |
|
70 |
|
李玉芝 |
山東省 |
済南市 |
|
帰宅 |
|
70 |
|
姚菊英 |
上海市 |
|
松江区 |
|
|
70 |
教师 |
何国芳 |
四川省 |
成都市 |
|
|
|
70 |
|
廖邦贵 |
四川省 |
遂寧市 |
|
帰宅 |
|
70 |
|
张福明 |
重慶市 |
|
|
帰宅 |
家宅捜索 |
70 |
教师 |
田雅勤 |
北京市 |
|
順義区 |
帰宅 |
家宅捜索 |
69 |
|
黄学员 |
湖南省 |
邵陽市 |
隆回県 |
帰宅 |
|
67 |
|
唐淑惠 |
重慶市 |
|
|
|
家宅捜索 |
67 |
|
王淑荣 |
北京市 |
|
順義区 |
帰宅 |
家宅捜索 |
66 |
|
崔淑珍 |
山東省 |
煙台市 |
|
|
|
66 |
|
黄吕勇 |
北京市 |
|
順義区 |
帰宅 |
家宅捜索 |
65 |
|
徐六春 |
湖北省 |
黄岡市 |
浠水県 |
|
|
65 |
|
表7、2019年3月、嫌がらせを受けた65歳以上の法輪功学習者の人数統計表
名 前 |
地 区 |
都 市 |
県 区 |
年 齢 |
職 位 |
兰秀敏 |
上海市 |
|
|
83 |
|
宏淑云 |
遼寧省 |
撫順市 |
|
81 |
|
刘学员 |
山東省 |
威海市 |
|
80 |
|
奉丙章 |
四川省 |
遂寧市 |
|
80 |
|
徐崇洁 |
四川省 |
遂寧市 |
|
80 |
|
李远钦 |
重慶市 |
|
|
80 |
教師退職 |
刘周容 |
湖南省 |
懐化市 |
鶴城区 |
76 |
|
董湘茹 |
浙江省 |
杭州市 |
|
74 |
研究者 |
沈芳 |
上海市 |
|
静安区 |
70 |
|
谢长秀 |
四川省 |
德陽市 |
什邡市 |
70 |
|
七、迫害により致死させられる
明慧ネットの統計によると、2019年3月にまた2人の法輪功学習者が迫害により致死させられたことが分かった。従って、2019年1月~3月、すでに17人の法輪功学習者が、迫害の中で無念の思いを晴らせないまま死亡した。
表8、2019年1~3月、迫害より致死させられた法輪功学習者の人数統計表
名 前 |
性别 |
年齢 |
省、直辖市 |
市 |
区県 |
職務 |
迫害死の月 |
宋兆恒 |
女 |
76 |
吉林省 |
長春市 |
榆樹市 |
教師 |
1 |
敖瑞英 |
女 |
28 |
内モンゴル |
呼倫貝爾 |
鄂倫春自治旗 |
|
1 |
郭振香 |
女 |
82 |
山東省 |
煙台市 |
招遠市 |
|
1 |
张伟 |
女 |
67 |
山東省 |
済南市 |
|
済南鋼鉄グループ |
1 |
杨俊 |
男 |
40 |
湖北省 |
黄岡市 |
浠水県 |
湖北省十堰市電信局 |
1 |
赫荣珍 |
女 |
|
遼寧省 |
丹東市 |
鳳城市 |
|
1 |
王健 |
男 |
40 |
天津市 |
|
|
|
1 |
王凤龙 |
女 |
58 |
北京市 |
|
房山区 |
|
1 |
迟民有 |
男 |
62 |
吉林省 |
|
臨江市 |
|
1 |
袁海荣 |
女 |
57 |
山东省 |
泰安市 |
|
山東石炭地質局職員家族 |
1 |
杜文革 |
女 |
|
北京市 |
|
大興区 |
|
2 |
李军旗 |
男 |
46 |
河南省 |
周口市 |
淮陽県 |
|
2 |
杨桂芝 |
女 |
61 |
内モンゴル |
赤峰市 |
|
赤峰市五家中学校の校長 |
2 |
冉崇阳 |
男 |
77 |
重慶市 |
|
渝北区 |
|
2 |
李建华 |
女 |
66 |
湖北省 |
武漢市 |
|
青山4262工場従業員 |
2 |
何友华 |
女 |
43 |
四川省 |
成都市 |
|
|
3 |
夏梅仙 |
女 |
55 |
雲南省 |
昆明市 |
|
|
3 |
その実例
●成都の法輪功学習者・何友華さんは迫害死する
成都市金堂県の法輪功学習者・何友華さん(43)は、2006年に法輪功を学んで以来、長期にわたり迫害を受けたために病状が現れ、2019年3月3日に冤罪が晴れないまま死亡した。
十数年の間、何さんは何度も連行され、洗脳班に閉じ込められ、薬物を注射されたことがある。成都610弁公室、城廂派出所、金堂県派出所の警官らは、敏感日が来ると、何さんの実家や親戚の家にまで行って、嫌がらせを働いていた。
長期にわたり迫害されたことによって、何さんは精神的にも肉体的にも大きなダメージを受け、収入がないので、いつも白菜の漬物とご飯だけの質素の生活をして過ごした。そのため、2019年3月3日、何さんは冤罪が晴れないまま死亡した。亡くなった時は骨と皮ばかりに痩せこけた様子であったという。
●中国共産党の警官に痛めつけられた夏梅仙さんが死亡
中国共産党の警官らにより家宅捜索を受け、連行されて、罪に陥れられるなどの酷い迫害を受け、昆明市の法輪功学習者・夏梅仙さん(55)は、2019年3月18日に死亡した。亡くなる前に、裁判所から裁判待ちの知らせを受けていた。
2019年3月1日、夏さんは西山区裁判所から「裁判所に召喚状を取りに来い」との電話を受けた。午前9時に電話を受けた夏さんはすぐに裁判所へ行き、召喚状を受け取った。召喚状には、3月6日午後2時に夏さんを含めた法輪功学習者4人に対して開廷する、と書かれていた。しかし、夏さんらは召喚状をもらって家に戻る途中で、また開廷日時を変更するという裁判所からの電話を受けた。
夏さんは家宅捜索や嫌がらせ、裁判待ちなどの迫害を受けて本人も家族も不安になり、恐怖に怯えていた。そのため、夏さんの健康状態が悪化し始め、しばらくすると、歩くこともできなくなり、2019年3月13日に病院に搬送された。その5日後に、無念な思いを晴らせないまま死亡した。