太原市の警官は9人の年配学習者を連行し起訴
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 【明慧日本2019年3月4日】太原市公安局迎沢支局の警官らは、2018年6月25日に法輪功学習者たちの民家に押し入り、法輪功学習者・王素平さん(67)、羅保軍さん(62)、孫志芬さん(60)、張清香さん(69)、張潤英さん(71)、郭潤鮮さん(68)、田玉琴さん(60)、胡蘭英さん(65)の8人を連行し、続いて2018年10月18日に王蘭梅さん(72)を連行した。現在、この9人の法輪功学習者は、迎沢区検察庁により迎沢区裁判所に起訴された。

 太原市の警官らは16人の学習者と家族を不当に連行

 2018年6月25日午後4時、太原市迎沢派出所は突然警官らを出動させ、法輪功学習者・孫志芬さんの借家に行き、ドアを蹴り壊して、法輪功の勉強会に参加していた孫志芬さん(60)、田玉琴さん(60)、胡蘭英さん(65)、羅保軍さん(62)、郭潤鮮さん(68)の5人を連行した。

 当日の夜9時、太原市迎沢区公安支局の警官らは、法輪功学習者・張清香さん(69)と張潤英さん(71)を連行し、そして、2人に対して家宅捜索を行った。またそれと同じ時間に、迎沢区公安支局の警官らは、法輪功学習者・王素平さん(67)を連行し家宅捜索を行った。

 2018年10月18日午後、迎沢区公安支局と長風東派出所の警官らは、法輪功学習者・王蘭梅さん(72)を連行しようとしたが、王蘭梅さんは扉を開けなかったため、連行できなかった。しばらくして、王蘭梅さんはビルの下に降りてごみ捨てをしていた時、そこで待ち伏せしていた私服警官に連行された。

 2018年10月19日夕方、太原市迎沢区公安支局、迎沢派出所、長風東派出所の警官らは共同して、水道管の検査や修理する業者になりすまし、一斉にドアをノックして法輪功学習者および家族7人までも連行し、同時に家財を押収した。当日連行されたのは陳玉花さん(60)、賀愛花さん(60)夫妻、張鳳英さん(70)、姚玉玲さん(60)、任慶華さん(78)夫妻(夫は85歳)の8人である。

 警官は賀愛花さんを連行した時、強行して学習者ではない息子の家に行って家宅捜索を行った。そして翌日の10月20日まで、法輪功を学んでいない賀愛花さんの夫までもが、夜12時まで派出所で尋問を受けた。

 学習者ではない姚玉玲さんの夫(70)は、警官の連行する様子や家宅捜索する現場を見て、精神的に大きなショックを受けて、持病の高血圧や心臓病がひどくなった。

 任慶華さんの夫は今までは食事の支度ができていたが、今回の連行騒ぎでショックを受けて、寝たきりになり入院した。迎沢派出所は任慶華さんの所在マンションで、任慶華さんを監視するため、長年にわたりある部屋を占有している。

 これらの連行されている学習者の息子と娘および家族たちは、自分の身内の留置場での真実の情況を知らされず、多くの家族は恐怖と苛立ちや焦りの中で、身内の帰りを待ち望む日々を過ごしている。一部の家族は身内がどこに拘禁されているのかさえ知らされていない。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/2/17/382866.html)
 
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