北京の80歳の孫仲芳さん宅で開廷し 懲役4年を宣告
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 【明慧日本2018年1月21日】北京市豊台区裁判所の人員らは、2018年12月28日、法輪功学習者・孫仲芳さん(80歳)の家にやって来て、孫さんに対して不当に懲役4年の実刑判決を宣告した。その間、孫さんに対し反論を許さなかった。これに対し孫さんは控訴することを申し出た。

 孫さんの自宅で連行される

 孫さんは馬家堡西路に住んでいた。2018年5月8日、孫さんは他の6人の法輪功学習者(その中の4人は80歳以上の年配者である)と一緒に、自宅で人を善に導く『轉法輪』の本を読んでいた。その時、警官らが突然に家に押し入り、学習者たち全員を豊台区公安支局に不当に連行した。そして身体検査の結果、孫さんは血圧が高かったため、その日のうちに家に帰らせた。

 孫さんの自で開廷する

 2018年10月9日、孫さんは突然に豊台区裁判所から電話を受け、11月1日の午後4時に孫さんの自宅で開廷すると言われた。孫さんは真相を伝え、世間の人を救うという考えから、裁判所の要求を呑んだ。

 11月1日午後2時、豊台裁判所の裁判官・胡春生と女性書記・馬、そして、他の4人の人員が約束の時間よりも早く孫さんの家に到着して、検察庁から出された起訴状を読み上げた。

 孫さんが聴いたいわゆる読み上げられた起訴状は事実関係のものが一つもなく、すべて孫さんを陥れるものだった。起訴状に掲載された孫さんの生年月日でさえ間違っており、その他の内容も無責任で、すべてがでっち上げられたもので、その内容は全部嘘ばかりだった。

 孫さんは法律に基づいて事実をはっきりと説明したが、裁判官から結果を待ちなさいと言われた。

 孫さんの自で判決を言い渡される

 12月28日の午前9時30分、豊台区裁判所の人員らは孫さんの自宅にやって来て、早々に不当な判決を読み上げ、孫さんに懲役4年の実刑判決を言い渡した。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/12/30/379534.html)
 
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