【明慧日本2018年10月9日】ある人物が神韻の500ドルの寄付金の領収書を手に持ち、上海で学習者を見つけては寄付金を要求しており「古い弟子に機会を与えているのです」などと言っては、お金を要求しているということです。通報者によると、この人物は学習者の手から100万ドル以上を要求して、「神韻に寄付するためです」と自ら言っているというのです。聞くところでは寄付金を要求している人物は40歳から60歳ぐらいの者で、中国と米国の間を行き来しており、本人は「米国から来た」と自称しています。
師父は2001年『ワシントンDC国際法会での説法』の中で「全ての大法弟子にとって、真相を伝えることは必ずしなければならないことです。このことは皆さんにもう一回言っておきますが、あらゆる弁解、表に出たことのない人は皆間違っています。私が思うに、この魔難がいつまで続くかということにいたっては、皆さんはあまり考えない方がよいでしょう。自分が圓満成就できるかどうかも考えないでください。あなたのいかなる心も執着になり、邪悪に利用されかねません。この念が生じた途端、邪悪があなたに偽の現象を演化するかもしれませんが、そのとき、それは一種の妨害となります」と私たちを指導してくださっています。
師父は『二〇〇三年元宵節での説法』の中でも「如何なる心も大きな魔難をもたらすのです。くれぐれも如何なる心をも生じさせないでください!」と私たちに訓戒(くんかい・教えさとして、いましめること)を与えてくださっています。
皆さんが「法そのものを師とする」ことをここでさらに学び、執着を取り除き、悪人にいつでも隙を突かれることのないように強く希望します。「時間を無駄にせず、心性を向上させ、心を落ち着かせて真偽を見極め、多くの人を救う」、このようにしてこそ、初めて私たちは本当に行うべきことをしっかりと行うことが出来るのです。
明慧編集部
2018年9月30日
参考資料:偽の「神韻の寄付金領収書」