上海の学習者 翁萍さんが生前に受けた迫害
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 【明慧日本2018年4月2日】上海の法輪功学習者・翁萍さんは懲役1年4カ月の冤罪を経て、家に帰って7カ月後の2017年4月30日に死亡した。

 2015年6月2日午後2時頃、長征派出所と新涇派出所の警官らは突然翁さんの家に侵入して、法輪功の書籍と法輪功創始者の写真を押収し、翁さんを上海市長寧区留置場に拘禁した。

 長寧留置場で翁さんは、血圧が180mmHgまで上がり、胆嚢が大きく腫れて胆石になり、胆嚢はいつ破裂してもおかしくない危険な状態であった。それにもかかわらず、2016年9月18日、長寧区裁判所は翁さんに対して懲役1年4カ月の実刑判決を宣告した。長寧区の610弁公室および長寧区国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の警官らは、翁さんの生死を顧みず継続して翁さんを拘禁した。60歳になったばかりの翁さんの体重は60キロから40キロにまで激減し、腰が大きく曲がって八十数歳の老人に見えた。

 2017年4月30日、意識不明の翁さんは娘に病院に運ばれたが、2日後に冤罪が晴れぬまま無念の中でこの世を去った。出所してからわずか7カ月後のことであった。

 翁さんは1996年に法輪功を学び始め、そのお陰で短気な性格が変わって優しくなり、心が寛容になり、他人のことをいつも優先に考えるようになった。

 1999年7.20、江沢民の大きな勢力は法輪功への迫害を発動して弾圧を始め、幾千幾万人にも及ぶ法輪功学習者たちの学ぶ権利を剥奪しただけでなく、残忍な迫害を始めた。翁さんはこれを黙っておられず、1999年7.20の当日に上海市政府機関へ陳情に行った。その夜、碧江派出所の警官らと住民委員会、610弁公室の人員らは、翁さんを不当に連行し尋問を行った。その日から、いつも行う煉功所での煉功が禁止され、翁さんに対する嫌がらせも絶えなかった。

 地区610弁公室の人員らは翁さんに法輪功を放棄させるように強要し、さもなければ洗脳班に連行すると恐喝した。それ以来、翁さんは勤務先でいつも監視される状態の中で仕事をせざるを得なかった。敏感日になると、1日24時間体制で監視され、翁さんが買い物に行く時でさえも尾行された。

 2014年12月、翁さんは娘と一緒に住む借家で不当に連行され、6日間拘留された。2015年6月2日、翁さんは再度警官に連行され、不当な判決をされ、酷い迫害を受け、冤罪が晴れぬまま無念の中でこの世を去った。出所してからわずか7カ月後のことである。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/3/6/362560.html)
 
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