【明慧日本2018年1月14日】北京昌平「三一グループ重機研究院」の王亮清博士(50代)は、昨年10月15日、会社で仕事中、突然リーダーに「相談がある」と呼ばれた後、何の準備もなく、昌平派出所の警官により不当に連行された。30日間拘禁された後、北京市検察院第一分院により逮捕状が出された。
王亮清博士 |
王さんの妻は、自分の優秀な夫が連行され、拘禁されたことをどうしても理解できず、派出所へ解放を求めに行ったころ、無理やり連行されて留置場に入れられた。妻は血圧が急激に上昇し、脳血栓の症状が現れ、病院に運ばれた。王さんの娘も外地で就学しており、妻の面倒を見る人が誰もいない。
王さんは1989年にハルビン工業大学で修士課程を卒業し、中国ローンチ・ヴィークル技術研究院703研究所に入って勤めた。その後、北京航空航天大学に入り、博士の学位を取った。
王さんは1995年に法輪功の修煉を始めた。王さんは大法の深い内涵に敬服し、本を読んだ後、すぐに修煉を決心した。あの時、王さんはいつも小さな娘を抱っこしながら集団学法に参加していた。修煉して間もなく、王さんは身体が浄化され、髪の毛が落ちる症状も消え、以前の禿げた頭に新しい髪の毛が生えてきた。記憶力も良くなり、頭の回転も速くなった。1年間に科学論文を4篇発表したこともあった。
1999年7月から中国共産党が法輪功を迫害して以来、王さんは何度も迫害を受けた。1999年8月から2000年5月まで、王さんは北京の陳情受付所へ陳情しに行ったため、3回豊台区留置場に入れられた。2000年に北京天安門で「法輪大法は素晴らしい」という横断幕を掲げたため、1年6カ月の労働教養を強いられた。2000年12月、王さんは勤めていた研究院を除名された。王さんは留置場で酷く殴打され、足の甲を強く踏まれて出血し、腫れ上がり、歩行が困難になった。労働教養所で洗脳を強いられ、奴隷のように働かせられた。
拷問のイメージ写真:足の甲を強く踏まれる |
迫害は家庭にも大きなダメージを与えた。ある晩、警官らは王さんの自宅に押し入り、無理やり王さんを連行した。当時、王さんの妻は残業でまだ帰宅しておらず、子供は怖くて大号泣したが、警官はそれを無視して数歳の幼い子供1人を家に残しまま、王さんを連行した。
王さんは労働教養が終わった後、元の部署で暫くアルバイトをしてから、北京航空航天大学の大学院に合格し、博士を目指して就学した。卒業した後、元の研究院に属する他の研究所(元の部署と同じレベル)に就職しようとしたが、「法輪功の修煉を放棄する」という前提条件が必要のため、王さんはそこに行かないで、国家の重点的企業である三一グループ重機研究院に就職した。
王博士は仕事を頑張んっており、技術も立派で、会社に重視された。国家の重要なプロジェクトに何度も参加し、大きな貢献をした。
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