青島の学習者・高銘霞さん 不当に懲役9年の実刑
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  明慧日本2019年8月31日】(山東省=明慧記者)2018年5月「サミット」の開催という言い訳で、法輪功学習者に対して強化期間を計画し、山東省青島法輪功学習者・高銘霞さんが不当に連行され、即墨の青島第二拘置所に拘束された。2019年7月24日、高銘霞さんは青島市北区裁判所に懲役9年の実刑判決を宣告された。

高铭霞
高銘霞さん

 2018年5月5日、青島市李滄区の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の私服警官ら8人はガス代金の徴収を装って、高さんの自宅に押し入り、高さんと母親を連行した。それと同時に高さんは家宅捜索をされ、法輪功関係の書籍、法輪功創始者の写真及およびパソコン等を押収された。その時に生活費としてとっておいたお金も押収された。高銘霞さんの母親は「このお金は我々の生活費です」と言って懇願したが、警官らに無視された。警官らは「高銘霞の住宅と同じ住宅の3Fの部屋を借りて、6か月間くらい高銘霞たちを監視していた。今回は8人連行する」と高銘霞さんの家族に言った。そう言えば、今回の連行は計画的であった。

 2019年5月27日、高銘霞さんに対して1回目の裁判が開廷された。家族の傍聴は2人しか許可されず、開廷時に起訴者が李芳芳から陳文通に変わっていた。開廷中に弁護士が高銘霞さんの犯罪根拠の異議を提出し、家族も証人の証言に異議を申し出たが、裁判官の厲建軍に無視され、あろうことか、弁護士が恫喝された。開廷前に提出した「不当な根拠の排除」、「捜査人、証人の出廷要請」の申請も却下された。高銘霞さんは自己弁護の途中で、何回も中断された。弁護士の弁護も強制的に中断させられ、弁護士の弁護が終わっていないうちに、裁判官は休廷して、別の日に開廷すると宣告した。

 7月5日の第2回目の開廷時に、起訴者が不当に補充起訴決定書を提出して、以前、高銘霞さんの連行された経歴は「再犯」でり、仮保釈はせずに重い判決を下すようにと言っていた。法廷上で弁護士が提出した「異議のある根拠の排除申請」は裁判官に再度却下された。高銘霞さんも繰り返し、国家の法律に法輪功が違法であるという文章は全くないと強調した。家族側は高銘霞さんの母親が書いた事情説明書を提出したが、裁判官に拒否された。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2019/8/20/391688.html)
 
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