煙台市の66歳崔淑珍さんの開廷を聞き 夫悲憤し死亡
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 【明慧日本2019年9月29日】山東省煙台市の法輪功学習者・崔淑珍さん(66歳女性)は浙江省杭州市で法輪功の素晴らしさを伝えたという理由だけで、6カ月間も拘禁された。中秋節の直前、崔さんの夫は杭州蕭山区裁判所が崔さんに対して開廷すると聞き、悲しみのあまりに中秋節の当日に他界した。

 崔さんは杭州市の娘の家に訪問中の3月12日午後、杭州のスーパーで法輪功の資料を配布した時、私服警官に尾行された。警官は娘宅の家財を押収し、崔さんと娘の身柄を拘束した。娘はその後、解放された。

 崔さんが連行された後、崔さんの夫は煙台で弁護士を雇った。弁護士は杭州公安局を訪ね、崔さんの無罪解放を要求したが、拒否された。

 崔さんの健康状況が悪いにも関わらず、一時出所はできず、ずっと杭州留置場で拘禁されている。

 中秋節の前、娘は煙台に帰省し、父に蕭山区裁判所が9月17日に崔さんに対して開廷することを伝えた。崔さんの夫は悲しみのあまりに脳出血を起こし、中秋節の日に亡くなった。

 娘と家族は裁判の傍聴ができるように、お葬式の後急いで杭州に戻り、半年ぶりに崔さんに会いたかったが、崔さんが法輪功学習者という理由だけで入場を禁止された。

 9月17日、杭州市蕭山区裁判所は崔さんに対して開廷した。当日に判決は宣告されず、本部にこの案件を持ち帰って提出し、再度議論すると発表した。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/9/27/393861.html)
 
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