【明慧日本2018年7月25日】(米国=明慧記者・李静菲)6月8日、米国連邦下院議員ダナ・ローラーバッカー氏は、中国の国民が共産党組織、およびその関連組織からの脱退を声援し、中国共産党の法輪功に対する迫害の即時停止を求める第932号決議案を米国下院連邦議会外交委員会に提出した。
決議案が指摘したのは、共産党は中国で少なくとも、6000万人を非正常な手段で死亡させている。継続的に平和運動に対しても暴力をもって弾圧し、19年の長きにわたり、未だに続いている「法輪功」に対する迫害も含まれる。
決議案はさらに、共産党は法輪功学習者からの臓器強奪を行なったことに責任を負わなければならず、米国国際宗教自由委員員会は、2017年度国際宗教自由報告書が中国に関する章節の中で、中国政府は継続的に宗教の自由の提唱者、人権活動家と信仰者、厳しく迫害されている法輪功学習者を含めて拘留し、監禁しており、法輪功の迫害追跡調査国際組織の調査によると、生体臓器強奪を通して、学習者が多数殺害された。これは共産党により画策され執行されたジェノサイドの犯罪であり、1999年6月10日に設立した「610弁公室」は法輪功学習者を消滅させるための行動を総指揮する組織であると指摘した。
決議案は、中国人民の自由と、脱党(共産党組織からの脱退)及び その付属組織からの脱退を支持し、これまでに共産党を脱退した人数は、3億人以上にのぼることに触れている。
932号決議案は法輪功学習者とその家族を支援し、共産党の法輪功に対する迫害の即時停止を求め、中国の脱党ブームを声援した。
「脱党」で、中国の希望が見える
2004年11月19日、大紀元時報は「共産党についての九つの論評」を社説で発表した。その内容は共産党が天に反し、地に反し、人類に反する邪教の本質を暴いた。これは、中国国民の間で共産党の党員、青年団員、少先隊員からの脱退を引き起こした。
2018年6月18日まで、大紀元時報のホームページ上で、3億1千万弱が共産党組織からの脱退声明を行なった。
中国で脱党ブームが引き起こされたことに、ダナ・ローラーバッカー議員は、注目している。
2017年12月20日、米国連邦議会で開催されたシンポジウムに出席したダナ・ローラーバッカー議員は、「皆さんに聞いていただきたい。中国の国民の側に立ち、今、世界で最も偉大で、平和と自由のために、奮闘している人々が中国にいます。中国の圧政に直面しても、さらなる高い道徳水準に従い、立ち上がる英雄が中国にいます。この人たちは強大な力を持ち、彼らは中国の未来に、重要な影響を与えるでしょう」とコメントした。
ローラーバッカー議員は、脱党は私たちに共産党の邪悪な体制から遠ざかり、世界にも知ってもらい、共産体制の内部においても、かれらを軽蔑する多くの善良な人たちがいるという。
彼は「脱党することはとても重要な事で、それは共産党の邪悪な体質の中にいる彼らに、脱退する機会を提供し、彼らを再び同胞の弾圧に参加させないようにすれば、再び共産党と一緒になって世界に脅威を与えないようになるのです」と話した。
ローラーバッカー議員、法輪功学習者に敬意
2018年5月9日、米国連邦議会で「共産党組織からの3億人脱退を声援するシンポジウム」を開催したダナ・ローラーバッカー議員は、脱党を手伝っているボランティアたちに敬意を表した。
彼は「私は彼らが犠牲を払い、中国のごろつき政府が、いかなる方法を用いてもコントロールできない状況下でも、彼らは堅持して立ち上がり、その他の中国人を鼓舞し、全世界をも鼓舞しています。今日、私がここに立てたことはとても光栄です。我々は中国の人民側に立ちます」と語った。
ローラーバッカー議員は、「法輪大法」と法輪功学習者に敬意を表し、法輪功学習者は宇宙の特性である「真・善・忍」の原則を信じ、守っているという。世界の多くの学習者は この原則を信じているが、同時に邪悪の徒も存在し、彼らは屈服しない人達を壊滅させようとしているが、真・善・忍を信じる人たちと一緒に奮い立ち、彼らと共に、邪悪に対抗する勇気を持たなければなりません」と述べた。
ローラーバッカー議員が下院に提出した第932号議案(翻訳文)
第115回議会
第二年議事日程
中国人の中国共産党組織ならびに関連組織からの脱退を声援し、法輪功に対する迫害の即時停止
を求める。
下院
2018年6月8日
ダナ・ローラーバッカー議員が下院外交委員会に提出した決議案(翻訳文)
中国人が中国共産党組織ならびに付属組織からの脱退の声援を表し、「法輪功」に対する迫害の即時停止を求める。
中国共産党(中共)は、中国で少なくとも6000万人を非正常な手法で死亡させた。
中国共産党は継続的に平和運動を弾圧し、天安門での学生の民主運動と、19年の長きにわたり、依然として継続している「法輪功」に対する迫害を含む。
中国共産党は法輪功学習者、異議者と少数民族から臓器強奪していることに対して、責任を負わなければならない。
2017年度国際宗教自由報告書は、中国に関する章節の中で、「中国政府は継続的に宗教自由の提唱者、人権活動家と信仰者、厳しく迫害されている法輪功学習者を含めて拘留し、監禁していると指摘した
「法輪功」の迫害追跡調査国際組織(WOIPFG)の調査によると、生体臓器強奪を通して、法輪功学習者が多数殺害されている。これは共産党による画策のジェノサイドの犯罪である。
1999年6月10日、「610弁公室」を設立し、法輪功学習者を消滅させるための行動を 総指揮している。
米国議会および政府部門中国委員会(CECC)の2017年度報告によると、中国政府官員は継続的に拘留、あるいはその他の方式で地下教会、公式教会およびキリスト教の領袖の自由を制限している。
中国共産党は、パチカン国に共産党が提出した天主教中国主教の名簿を受け入れるよう強制した。
脱党ブームは中国人の自由、および共産党ならびに付属の関連組織からの脱退を 支持している。
中国共産党およびその関連組織からの脱退した国民は、3億人以上に達した。
連邦下院決議
1. 法輪功学習者およびその家族を声援する 。
2. 中国共産党に「法輪功」に対する迫害の即時停止を求める。
3. 中国の脱党ブームと中国国民が、自由民主の政府を追い求めていることを声援する。