天地を覆う迫害の中で 修煉の道を歩み始めた
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文/山東省の大法弟子 美蓮

 【明慧日本2019年4月10日】以前に遺伝性高血圧症のため、私は歩くときも話すときも、目を半分閉じなければなりませんでした。光に対して非常に弱かったのです。結婚してからは高血圧症がまだ治らない上に、新たに婦人病や関節炎まで患ってしまいました。夏には他の人達は扇風機を回すのですが、私は手足の関節に何枚もの布を巻き、とにかく暖かくしないといけませんでした。風に当たると、関節が痛くなるのを恐れていたからです。

 夫が稼いだお金は全部私の治療費と薬代に消え、それでもまだ足りないくらいでした。それで夫は、病弱な私のことを本当に嫌になりました。夫は何度もこれ以上一緒に暮らせないと言っては、私と喧嘩していました。その時の私は本当に生きているのが辛くて苦しく、よく涙を流しましたが、幼い子供のためや家庭のために我慢するしかありませんでした。病気を治すために、憑き物がついている人に病気治療を頼んだことがありましたが、かえって、健康状態が悪化しました。気功が病気を治せると聞いて私も気功を習いましたが、病気が一向に好転しませんでした。

 子供が大きくなると、私は田舎から離れて都市に出稼ぎに行きました。ある自営業者の家でその家の子供の面倒をみる家政婦になりました。2000年8月のある日、私はその子供を連れて小区の門の近くで、子供の世話をして遊んでいると、あるお姉さんに出会いました。私はそのお姉さんに「ねえ、何でここの電柱や小区の門、そしてテレビもラジオも法輪功の悪口を言っているの?」と聞きました。そのお姉さんは「あなたはその宣伝を信じたり、聞いたりしないでください。中国政府がでたらめなことを言って、法輪功に泥を塗り、私達の師父を誹謗中傷しています」と言いました。

 そのお姉さんは法輪功を学んでおり、よく法輪功のことを知っていると言いました。お姉さん夫婦は共に法輪功を学んでいて、2人とも法輪功を学んで病気が治り、元気になったと言いました。お姉さんは「中国共産党政府は嘘ばかりを宣伝し、国民を騙していること、法輪功の師父が『真・善・忍』を伝え、人々に良知と善を啓示し、人を救いに来られた方である」と教えてくれました。

 それを聞いて、私は「それじゃ、私も法輪功を学びたい」と伝えました。

 そして、2000年8月中旬頃、中国共産党が法輪功に対して天地を覆うような迫害の下で、私は法輪功を学び始め、法輪大法の道を歩み始めました。

 それからお姉さんは、私に法輪大法の本を贈ってくれました。私はその宝の本の『轉法輪』を持って家に帰りました。田舎で生まれた私は2~3年しか小学校へ通学できず、多くの字が読めなかったのです。仕方がなく私は本を持って、またお姉さんに会いに行き、「本の中の字がたくさん読めないので、どうすればいいの」と尋ねました。お姉さんは「ご存知のように、中国で全く学校に行ったことのないお年寄りがいます。『轉法輪』を読んでいますが、何度も読んでいるうちに、全部読めるようになりました。このような人は大法弟子の中で既に相当います」[1] という師父のお話を教えてくれました。それを聞いて、私は「私も頑張るわ! この大法をしっかり学んでいく」と伝えました。

 帰宅して昼ごはんの後、私は机に伏せて寝てしまいました。5分しか寝ていなかったのに、夢を見ました。師父が小区の門の前に立っておられて、私の方を指さして周りの人に「彼女はこの物資局の人です」とおっしゃったところで私は目が覚めました。翌日、お姉さんにこの夢の話をすると、お姉さんは「あなたは師父と縁があるのね。私はもう数年も学んでいるのに、まだ1回も師父の夢を見たことがないわ。うらやましいわ」と言われ、それからというもの、私は毎日『轉法輪』の本を持ち歩き、読んだり、暗唱したりして、少しの時間も無駄にせずに学びました。

 ある日、お姉さんが私に発正念のことを教えてくれました。最初、私は発正念の意味を知らず、お姉さんの様子を見て真似しました。自宅に帰ってからも、掌を立ってお姉さんのようにやってみました。ある日、発正念をした後、昨日の夜の夢を思い出しました。私が掌を立っていたら2匹の大蛇が現れ、太い大蛇でした。私はその2匹の大蛇を指さしながら、『法は乾坤を正し、邪悪は全滅する!』と念じると、その2匹の大蛇が一瞬で火に焼かれてしまいました。目が覚めて、発正念は師父が私たちに神通を使わせて、妖怪や魔を消滅させる方法だと分かりました。そして、発正念は妖怪や魔を一瞬で滅することができ、正念の威力が本当に大きくて素晴らしいパワーがある、と悟りました。

 それから、私は発正念のことを重視し、今日までずっとやり続けてきました。

 大法を得て、あっという間に18年が経ちました。修煉の道を一歩一歩歩んで来ましたが、師父の慈悲なるご加護がなければ、ここまで無事に来られなかったと思います。

 師父、ありがとうございます!!

 注:
 [1] 李洪志師父の経文:『米国東部法会での説法』

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/10/28/376335.html)
 
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