私は大法を学び 仲睦まじい家庭を取り戻すことができた
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文/北京の大法弟子 春燕

 【明慧日本2019年2月10日】私は2003年に病気治療のために法輪大法を修煉し始めました。当時、病気によって私は窮地に追い込まれ、大金を叩(はた)いても病気を治せないだけでなく、新しい病気まで増えて、医者でさえどこから治療を始めて、どのような薬を先に飲ませればよいか分かりませんでした。産後、私は産後風にかかり風に当たると身体が大変辛くなり、三叉神経も痛くて、婦人病や不整脈、高血圧などで全身に力がなく、何の仕事も出来なくなりました。その間、私の気性も悪くなって、夫に喧嘩を売ったりが目障りに見えたりして、終いにはを家から追い出して離婚してしまいました。

 離婚してから、私の生活はさらに苦しくなりました。働けない私には生活費がなくなり、全身が病気だらけで、人を罵ろうとしても聞き手もなく、幼い子供を育てる中で鬱憤(うっぷん)が溜まり、生きていくのが苦しくて苦しくて何もかも嫌になり、行き詰まった感じでした。

 友人から法輪大法の素晴らしさを聞いたとき、私は「お金もかからないし、試してみようか。政府が禁止しようがしまいが、私自身が良くなればそれでいい」と思い、修煉の念が生じました。このような考えを抱いて私は大法の書籍を購入し、法輪功の五式の功法を学びました。ほどなく、不思議なことが起きました。全身の病気が消えて楽になり、福が訪れ、私の運命はそこから好転し変わっていったのです。

 法輪大法を修煉し始めて以来、私は病院に行ったこともなく、薬を飲んだこともなく、本当に病気が全くない健康な身体になりました。長年嫌がっていた仕事も手軽にこなすことが出来るようになり、さらに、離婚して3年も経っているのに復縁を果たし、和やかな家庭を取り戻すことが出来ました。つまり、大法は私に健康な身体を下さっただけでなく、私一家の運命をも変えて下さいました。

 学法煉功を続けていくうちに、離婚した夫に対して心に抱いていた怨念が少なくなり、徐々にの良い部分を見るようになりました。師父はこのように明確におっしゃっています。「修煉するにあたって、具体的なトラブルに対処する時、誰かに辛く当たられたりした場合は、たいてい次の二つの状況が考えられます。一つはおそらく前世にその人に対して何か悪いことをしたのかも知れません。あなたは、『どうしてわたしにこんなひどいことをするのだろう?』と言って心のバランスをくずすかも知れませんが、しかし、あなたはなぜ前世でその人にあんなことをしたのですか? 『あの時のことは知らない。現世は前世と関係ない』とあなたは言うかも知れませんが、そういうわけにはいきません」[1] 師父が説かれている法理を理解してから、私は自分の感情を抑えることが出来るようになり、夫婦が縁によって結ばれ、因果関係があることを知りました。また、大法から良い人として努めるべきことや、他人を理解し包容すべきこと、そして常に他人のことを優先的に考えるべきことを教わりました。

 師父はまたこのようにおっしゃっています。「日頃いつも慈悲の心を保ち、善をもって人に接し、何かをする時にはいつも他人のことを考え、問題が起きた時はいつも他人がそれに耐えられるかどうか、他人を傷つけることはないかを考えていれば、何の問題も起こりません。したがって、煉功にあたっては、高い、もっと高い基準で自分を律しなければなりません」[1] 大法の法理によって私は目が覚め、高い基準で自分を律するべきと考え、夫を家に迎え入れて復縁し、今度こそ温かい家庭を作ろうと決心しました。

 離婚を言い出したのが私で、復縁を求めたのも私です。私は人間のメンツや自分のいわゆる自尊心を放下し、夫を家に迎え入れました。最初、親戚や友人は私の行動を理解できず、私が何をしようとしているのか分かりませんでした。しかし私の説明を聞いた後、皆は心から大法に感謝し、大法が素晴らしいと言いました。なぜなら、眼中無人( おごりたかぶって他人のことはまったく考えにいれないさまをいう)で頭を下げることを知らなかった私が、大法によって変わり、しかも自分が捨てた夫に頭を下げることが出来たからです。彼らはこれらのことを私がまだ堅持し通すことが出来るかどうかをみています。

 復縁してから私は本当に真心をもって夫に接し、他の考えが全くなく、離婚前よりもにずっと良く尽くしました。これをみて親戚たちはやっと安心し、本当に変わったと分かりました。私は大法の要求に従い、良い妻であり、良い母親として日々努めています。こうして私の家庭は団らんになり、今では仲睦まじくて、ほんとうに幸せな生活を送っています。

 この出来事は親戚の人達にも大きな影響を与えました。彼らは大法の良さを知り、信仰や言論の自由が制限される中国社会において、黙々と自分のために良い選択をしました。私は二度も労働再教育を強いられ、拘留もされましたが、親族の50~60人の誰もが私に修煉をやめるようにと勧めたことがなく、今では、親族のほぼ全員が三退しました。

 真相を理解した世人が私に「有難う」とお礼を言う

 大法弟子として、大法の真相を縁のある人に伝えるのが自分の歴史的使命です。必ずこれらを行ない、しかもきちんと行わなければなりません。衆生を救う過程で、私は相手の年齢や職業、性別を問わず、話す機会があれば必ず大法の素晴らしさを伝えます。さらに、三退すれば無事でいられることの大事さを教え、相手が素晴らしい未来を迎えることが出来るように努めてきました。これらの縁のある人は大法の真相を理解した後、皆が私に笑顔で「有難う」と言ってくれます。

 ある日、私は会社の役員らしき人と出会い、微笑んで彼に三退のことを知っているかと話しかけました。彼は数年前に義弟から聞き、その後も何人かから三退のことを聞いたことがあるが信じないと言い、言うだけ無駄だというニュアンスでした。話の中で、私は彼が局長を勤めていたことを知り、いったん他の話題に話を移しました。それから徐々にまた三退をする理由を話し出しました。多くの人がすでに三退したこと、そして大法の真相を彼に教えました。彼は嬉しそうに「あなたの話には一理があり、納得しました。三退の手続きをしてくれますか」とすんなり言いました。こうして、他の同修が築いた基礎もあり、この生命に真相を分からせ、呼び覚ますことが出来ました。

 別の日に、子供を迎えに行く途中でも真相を伝えることが出来るように、私は早めに家を出ると途中で、礼儀正しい上品なお年寄りに出会いました。私はこのお年寄りに「お散歩ですか? お身体は大丈夫ですか?」と声を掛けました。老人は「いいですよ」と答えました。私たちは歩きながら会話を交わし、話が現政権の腐敗に及びました。老人はすべてが江沢民のせいだと言いました。そこで私は、二十数万人がすでに最高検察庁と最高裁判所に対して江沢民を告訴し、起訴したことを話しました。しかし、江沢民が断念せず、まだ迫害をやめないので、未だに災難や騒乱を引き起こさせていると言いました。

 話の中で、私はこのお年寄りが引退した教師だと知りました。彼は私も学歴が高いと思ったらしく、話がはずみました。「三退をご存じですか?」と聞くと、彼は知らないと言いました。私はついでに三退について説明しました。彼は喜んで自分の苗字が李だと教えてくれました。「では、李新生という名前で三退しましょう」と彼に提案しました。その後、私は大法の真相を伝えているうちに、彼に提案した名前を忘れてしまいました。そこで「どんな名前をお付けしましたか?」と申し訳なさそうに聞くと、彼は真面目に「李新生です」と教えてくれました。

 彼がこの三退の仮名を気にかけているのをみて、私は嬉しく思いました。確かに三退すれば、彼は大法によって新たな人生を得て、新宇宙の生命になれるので、このことをとても大切にすべきです。人々はみな目覚め、大法弟子から真相を聞くことを待っており、大法による救いを大いに待っています。別れる際、この年配の教師は続けざまに有難うと言ってくれました。私は早速「お礼を言うなら、法輪功の創始者である李洪志先生、私たちの慈悲なる師父に言って下さい」と言いました。

 このような感動的な場面を私は多く経験しました。慈悲なる師父が縁のある人々を私の目の前まで送って下さり、彼らに三退を伝え、大法と縁を結ばせるという大事なことをさせていただいています。本当に感謝の気持ちを言い表す言葉が見つかりません。日々、私にとって最も幸せな事は大法の素晴らしさを世人に伝えることであり、最も好きな事は学法することや煉功することです。早朝の煉功の時間に起きることが出来ずにいる私は、前日の夜、子供のように慈悲なる師父に起こして下さるようにお願いします。

 家庭の主婦である私が、宇宙大法の修煉の道のりを歩むことが出来るのは、師父の洪大な慈悲によるもので、佛光が遍く照らされているからです。私はこの万古にない機縁を大切にし、今後の貴重な時間を大事にし、大法の福音をさらに、さらに遠くまで伝えていきたいと思います!!

 師父の慈悲深いご済度に感謝致します! 師父、大変お疲れ様です!

 同修たちの日々の努力に感謝します。大法が遍く済度して下さるこの素晴らしい最後の時間を、衆生と共に分かち合いましょう。

 注 :
 [1] 李洪志師父の著作:『轉法輪

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/12/16/338266.html )
 
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