大法を信じて多臓器不全から蘇った
■ 印刷版
 

文/中国の大法弟子

 【明慧日本2019年8月7日】私は医者です。2000年5月、患っていた病気が悪化してしまいました。腹部にナイフで刺されるような痛みがあり、ご飯も食べられませんでした。いろいろな病院を訪ね、北京の協和病院にも1カ月半入院しましたが、医者に「あなたの胃の粘膜は殆ど萎縮してしまっているため、食物の消化ができなくなっている状態だ。もう治療方法がないので家に帰って静養してください」と言われました。本当の意味は、家で死を待つしかないと言うことです。私は帰宅するしかありませんでしたが、病気を治したいという気持ちが強かったので、また、漢方医のところに行きました。その医者は家族に「もう治療する価値がない。彼女は多臓器不全になっており、救える薬はもうないのです」と言いました。それでも、家族も私も諦めず、家族はまた、私を連れて、「猿仙」(民間療法)のところへ行きました。最初、そこでこの病気は治ると言ってくれましたが、たくさんのお金を使ったあと、もう治らないと告げられました。約1年、あちこち治療してみましたが、結局、どこでも「治らない」という結果になりました。しかたなく、家に帰って死を待つしかなかったのです。

 2001年5月、私の病状が一層悪くなり、体重は30キロに足りず、ご飯も水も入らなくなりました。二十数日点滴して生命を維持しましたが、ナイフで刺されるような痛みが十数分に1回起こり、痛みで冷や汗が出ました。その痛みを少しでも和らげるように、私は両足を曲げる姿勢をとりましたが、そのうち、両足が真っ直ぐ伸ばせなくなって歩けず、ベッドに横たわるしかありませんでした。病気に苦しめられた私はそのとき、早く死んでしまいたいと願い、この苦しみから解脱したかったのです。

 ある日の夜、お腹の痛みで眠れないとき、私は突然、法輪大法の本を読みたくなりました。というのは、私が一生で、一番幸せを感じていたのは大法を学んでいる時期でした。私は1998年、法輪大法を修煉し始めましたが、大法に対してあまり深く認識できませんでした。ですから、1999年7月、中国共産党が法輪大法の迫害を開始してから、各方面からの圧力で、私は大法の修煉を放棄してしまいました。「私はもうこんな瀕死状態になっているし、誰も私を捕まえに来ないだろう」と思って、ベッドテーブルにしまっていた『轉法輪』を取り出しました。本を開いて、師父の写真を見ましたが、なんと髪の毛が立つくらいとても恐怖を感じました。冷気が髪の毛に沿って外に走り、百会のツボに冷たい水が流れ冷たいものが外に出ていると感じました。約30分でこの現象がなくなり、身体全体が軽くなりました。それから、私は『轉法輪』一講を読みましたが、少し疲れを感じたため、寝ました。目が覚めたとき、1時間あまり寝たとわかりました。その前は、殆ど眠れず、寝ても十数分しか眠れず、痛みで目が覚めていたのでした。

 朝起きて、水を飲みましたが、吐きませんでした。家族がお粥を作ってくれて食べましたが、吐きませんでした。その後、私は飲んでいる薬を止め、点滴もやめました。点滴だけは続けるようにと家族に何度も説得されましたが、「私はたくさん点滴しても、全然効果はなかったでしょう。『轉法輪』一講だけを読んで、ご飯を食べられるようになったから、私は誠心誠意に法輪大法を学び、命を師父に預けます」と言いました。

 そのとき、私はベッドから降りられず、ベッドで座禅しかできませんでした。しかし、足を組んで結印をすると体全体が暖かくなり、腰もお腹も痛みが消え、とても心地がよかったのです。このようにして、私の身体は日々快方に向かい、二十数日で私はベッドから降りられるようになりました。最初、10分間しか立てなかったのですが、その後、徐々によくなり、なんと動功を1時間できました。体重も35キロになり、同修のところへ行って、一緒に学法しようと思い、そこへ行くと、同修たちは私を見て、びっくりしました。私はまた大法を修煉し始めることで病気が治ったと同修たちに話すと、みんなも師父の偉大さ、大法の素晴らしさに感銘しました。

 同年の10月に、私は復職しました。同僚たちが私の顔をみて、驚きました。同僚たちは私がもうすぐ死ぬと思っていたからです。私は同僚たちに法輪大法が私を救ったと教えました。同僚たちは「法輪大法は素晴らしい」と賛嘆しました。うちの家族も法輪大法の素晴らしさに感銘しました。私の命を救い、私に完全な家庭を与えてくださった師父に、心の底から感謝いたします。

 半年後、地元の法輪大法の迫害に参与している副主任が私の家に来て、「あなたは公務員なので、法輪功を学んではいけない」と法輪大法を止めるようにと言いました。私は「病院で診断を受け、もうすぐ死ぬと言われた私は法輪功を学んで治りました。学ばなければ、あなたは私を救えるのですか? 私の健康を保障できますか?」と言うと、「法輪功を学んで良いと思ったら、家で煉りなさい。外で宣伝しないように。ほかの人が必ず受益するとは言えないでしょう」と副主任は言いました。「法輪功を学ぶ人はみんな受益します。大法は人に真・善・忍を教え、良い人になると教えています。法輪功を学んで、私は因果応報ということがわかりました。以前、義母は私にとても冷たかったのでしたが、私も同じように対処しました。法輪功を学ばなければ、たぶん、私はいまだに義母と同じことをしているかもしれません。しかし、物事のすべてに因縁関係があるという理がわかって、義母にいくら冷たくされても、私は義母に温かく接しています。義母が病気のとき、私は点滴をしてあげたり、世話をしたりしました。それで、私たちは仲良くなったのです」と話しました。そして、その副主任も私の話を聞き入れました。その後、その副主任は私の家に一度も来ませんでした。

 師父は私に第二の生命をくださいました。私は身体が健康になり、道徳も向上し、和やかな家庭を築きました。私は真・善・忍に従って自分を要求し、毎日、楽しく過ごしています。私の身に起きた奇跡が法輪大法の偉大さと素晴らしさを実証しています。当局の法輪大法に対するでたらめな嘘に騙された人々が正しく大法を認識できるように、より良い未来を選択するように願っています。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/5/2/371906.html)
 
関連文章