河北女子刑務所で17年迫害を受け続ける彭雲さん
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 【明慧日本2019年10月11日】彭雲さん(50代女性)は河北省邢台市の住民で、経済的な違法行為の事件で判決を下された。2001年、彭さんは留置場で法輪功学習者に出会い、法輪功の修煉を始めた。留置場内で法輪大法の素晴らしさを自ら実感したため、彭さんは着実に修煉し、自分を厳しく律し、真・善・忍に従って物事や人との関係に善良で優しく対処できるようになった。「もっと早く法輪功に出会っていたら、今回のような犯罪を起こさなかった」と彭さんは自分の経済的な違法行為に深く後悔した。

 法廷の上で彭さんは法輪功のことに言及し、法輪功学習者は無罪だと主張し弁護した。彭さんは自分も法輪功を修煉し始めたと法廷で公言したため、裁判所の判決で無期懲役とされた。実は、彭さんの経済な違法行為の犯罪だけなら、無期懲役にならなかったはずである。

 河北女子刑務所で、彭さんは常に転向を強要され、警官らは熱いお湯を彭さんの頭上からかけた。また、他の学習者に大法の経文を書き写してあげたり、体力を超えた奴隷のような労働を拒否したりしたために、彭さんは独房に閉じ込められた。また、その他にもスタンガンで電撃されたり、殴られるなどの酷い拷問を数えきれないほど受け、毎日のように繰り返された。その上、トイレットペーパーの購入や使用も禁止された。一人の女性として、トイレットペーパーが使えない生活が、どれほど困るか想像できるだろうか。

 彭さんは河北女子刑務所にすでに17年間拘禁されたままでいるが、まださらに、あと10年の拘禁が必要だとある警官が放言した。刑務所側は毎年衣類を配布しているが、警官らは彭さんの衣類を勝手に差し押さえた。またある日、彭さんは手に鉛筆の芯を持っていることを警官に見られた。「法輪功の経文を書き写しているのではないか」と疑った警官は、何人かの囚人に指示して鉛筆の芯を奪わせた。彭さんはなかなか芯を手放さなかったために、髪の毛を掴まれて何回も頭を壁にぶつけられた。その後、彭さんは精神異常になり、話し方がしどろもどろの状態になった。

 彭さんは数えきれないほどの辛い灌食をされた。その上、第十監獄区長・張麗英は彭さんの精神状態を無視し、常に彭さんをベッドの柵や窓の柵に手錠をかけて吊るし上げた。

 河北女子刑務所で、彭さんは第七監獄区と第十監獄区に入れられたことがあり、監獄区の警官らは頻繁に異動しているため、彭さんは想像もつかないほどそこで痛めつけられた。

 どんな残忍な迫害にあっても、彭さんは法輪大法への信条を揺るぐことなく堅持しているという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/10/4/394168.html)
 
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