隗鳳蘭(57歳、女性)さんは、河北省ライ水県宋各庄郷龍安村に在住。隗さんは普通の専業主婦で、文字を読むことができなかったが、法輪功の修煉を始めてから数日以内に、なんと300ページ以上もある『転法輪』(法輪功の基本書籍)を通読できるようになった。また、身体も元気になり、薬を飲む必要がなくなり、家庭は睦まじくなった。
隗さんは法輪功を修煉しているという理由で2007年8月、警官に身柄を拘束された。隗さんは不当に懲役5年を言い渡され、2008年に河北女子刑務所に拘禁された。隗さんは自分の信仰を放棄しないという理由で、何回も刑務所内で迫害され、現在、危篤状態に陥っている。
2008年、隗さんは刑務所内で煉功をし続けたという理由で、刑務所の第2監区の警官らに指図された受刑者によって両手、両足を長時間縛られた。また隗さんは、心理的に異常のある刑事犯に監視された。この刑事犯は、何か少しでも気に入らなくなると、隗さんを足で蹴り、拳で殴打した。隗さんは精神上において、極めて大きく傷つけられた。隗さんを担当した警官は馮恵芝で、元第2監区の責任者で、現在は第12監区の責任者である。
拷問の実演:野蛮な灌食
2009年3月9日から7月14日にかけて、隗さんは第2監区に隔離され、強制的な洗脳を受けた。しかし、隗さんは転向を拒否したため、窓に8日間連続で吊るし上げられた。その間、隗さんは長期間の断食を行い、迫害に抵抗した。すると警官らは受刑者に指図して、隗さんに野蛮な灌食を強制的に行った。そのため、隗さんは歩くことができなくなった。担当警官は段雪峰で、警官番号は1335190、現在第6監区の責任者である。
拷問の実演:吊るし上げ
2009年11月20日頃、隗さんに反省文を含む、いわゆる四書を書かせるため、第2監区の警官らは隗さんを談話室に監禁し、邪悟者(ユダ)の陳愛鴻などを利用して、隗さんに対して強制的な洗脳を実施した。隗さんは連続して数日間睡眠を奪われ、精神が朦朧とした状態に陥った。
2011年5月、副刑務所長の楊玉芬と教育課の葛曙光の指図の下で、いわゆる「堅固な砦を攻略する」チームが結成され、確固たる信念を持つ法輪功修煉者に対して、強制的に洗脳を行った。隗さんは6月9日から8月29日まで談話室に監禁され、警官から指図された邪悟者(ユダ)の楊艶平などから、連続して80数日間迫害された。隗さんは断食で迫害に抵抗したが、体が極めて衰弱してしまった。現在、隗さんは既に危篤状態に陥っている。