祈りは神とのコミュニケーション
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 【明慧日本2020年4月16日】師父は3月19日に『理性』を発表され、法輪功学習者たちを正しい道へと導いて下さいました。経文の中で「人心が悪くなれば、業力を造り、病にかかり、災難に見舞われるのです」、「人間は自分自身のここが良くない、改心の機会を与えてくださいと心から神に懺悔すべきです。これこそ対策であり、特効薬なのです」とご教示されました。

 また「精進していない大法弟子、極端に走る大法弟子は直ちに、自分自身を正し、誠心誠意に法を勉強し、修煉してください。なぜならば、このような弟子は最も危険だからです」と指摘されました。この警告に今まで精進していない学習者も精進するようになり、今まで家で学法はしているが外に出ない修煉者たちも、相次いで外に出て人々を救うようになりました。彼らは正法が終わりに近づき残された時間が少ないことに危機感を感じたからなのです。

   それと同じ頃、多くの人々は、この感染症により甚大な結果が出ないうちに神に祈るように呼びかけ、それに応じて社会も迅速に変化し、祈りも表面的な形式に囚われなくなりました。西洋の主な人々が悟り始めたことは、中共ウイルスの感染が大流行をもたらしたのは偶然ではなく、人類の堕落と理性の喪失そのものであり、誠心誠意に神に祈り助けを求めれば、災難から逃れる知恵と判断力そして勇気を得ることが出来ると悟ったからでした。

 オーストラリアのスコット・モリソン首相は、3月31日、中共ウイルス感染症に直面して、神に祈る動画をネット上に掲載しました。動画中で首相は、内閣の閣僚全員が強く団結し、私たちが毎日一致団結して(伝染病発生の)挑戦に直面できることに神の御加護がありますように」、「国家に力を、私たちに知恵と判断力、大いなる勇気を下さいますように、神の慈悲なる愛で平和な時が訪れますように」と祈りました。

 また、敬虔なキリスト教徒であるオーストラリアのジョージ・クリステンセン下院議員は「どんな時でも祈りはとても大切であり、特に国家と全世界が危機に直面している時にはなおさらです。私はネット上で首相と教区の方と一緒に祈りを捧げているのを見てとても嬉しく思いました。こういう時には全ての人々に参加してもらえるように奨励すべきです。私も祈りの儀式に参加し、世界が危機に陥った時は、いかなる困難な壁をも乗り越えられるように、神に祈りを捧げました」

 クリステンセン議員は「祈りは神とのコミュニケーションです。すべての事象は偶然ではなく、原因があります。人類の堕落や理性の喪失は、多くの罪悪を生み出してしまいました。それでも誠心誠意に祈れば、神からの救済を得ることができるでしょう」と語りました。

 祈りは神と修煉者の間に良い関係を保つのに大切な方法です。しかし、宗教の多くの信者たちは毎日祈りを捧げても、神の存在を感じられないのです。なぜでしょうか? 違う角度から見て言えば、本当に神を信じていないと言う事になるのです。

 神は偉大なる存在であり、世の全てを包容し、人間のいかなる利益を求めません。いかなる宗教指導者でも神や創造主を代表することできず、ただ人を助け、励まし、神を信仰するように指導する立場です。まして数多くの宗教は既に一般的な会社組織になり果て、宗教に携わる人たちがその組織を通して名声や金銭を稼ぎ、個人の権利を確立し、本来の神の教えから遠ざかってしまいました。

 心から神の存在を信じることとは、自らの過ちを受け入れて神に懺悔することであり、それを実際に行動で示すことによって、信仰への実践が証明されるのです。それは人々が自分自身よりも他人の命を大切にし、自らの魂で償うという道徳上の道筋を得ることができます。その時、宇宙を主宰する全てがあなたの味方になるのです。乗り越えられない壁があるでしょうか。打ち負かすことができない悪魔はいるでしょうか。中共ウイルスが、確固たる信念を抱く人々を打ち砕くことはできないはずです。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2020/4/9/403563.html)
 
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