四川省開江県:法輪功修煉者4人に理不尽な判決
(明慧日本)四川省の開江県裁判所で2009年8月17日、不法に裁判が開かれた。裁判所は、呉立翠さん、柳明英さん、李本定さん、王蘭英さんの4人の法輪功修煉者に対して裁判を行なった。午前、検察院がいわゆる起訴を行い、午後、弁護士が無罪を主張した。警察署や国家保安局、610弁公室などは、合法的な証明書や手続もなく法輪功修煉者4人を連行し、一年近く警察署や留置場などで拷問を行い、自供を迫り、肉体的な虐待などの違法行為をしたと、弁護士は指摘した。
その日、法廷では法律に従い、誰も釈放しないままに終わった。情報によると、呉立翠さんは10年、柳明英さんは8年、李本定さん6年、王蘭英さんは4年の実刑判決を言い渡された。
事件を振り返ると、開江県国家保安局、610弁公室とコミュニティの職員が2008年7月22日午前、柳明英さんの家で強制的に柳明英さんと李本定さん夫妻、息子である李鋭(修煉者ではない)を連行し、家にあった法輪功書籍と家電製品を押収した。
2008年7月31日午後13時、開江県国家保安局、610弁公室とコミュニティの職員など大勢が、呉立翠さんの家を不法に家宅捜査し、家にあった大法書物と私産(中に通帳と現金15万7千9元前後が含まれている)を押収した。しかし、当時、呉立翠さんは外出中で、家にいなかった。8月17日、呉立翠さんの電話を逆探知し、他地区に住んでいる親戚の家を特定し、連行に行き、開江県に戻し、8月28日に正式に逮捕と宣言した。
2008年9月7日の午後、開江県国家保安局、公安局と610弁公室合計6人が不法に、達州市蔬菜会社を退職した王蘭英さんの家に無断に入り、王蘭英さんを連行し、そして家宅捜査した。
この案件は今年3月に開江県検察院が上である達州市検察院に書類を提出し、そして開江県裁判所に起訴した。裁判所はいわゆる形だけの審判をした後、達州市中級裁判所に報告した。そして達州市中法院が四川省高級裁判所に報告し、許可を受け県の裁判所に戻された。
この案件が違法であることと、その邪悪な手口が海外のメディアに暴露されたので、2009年8月17日、開江県裁判所が不法に開廷し審理を行ったとき、中級裁判所(地方裁判所にあたる)の第二審副裁判長・張中明は、表に顔を出さず、裏でこの裁判所で不法な審理を指示している。開廷前、開江県610弁公室(法輪功を迫害することを専門とする機関)の陳弟欣が法廷に現れ、裁判に関与し、法廷で傍聴する人を脅迫した。また国家保安局大隊の隊員は法廷で撮影し傍聴人を脅迫した。
北京市安匯弁護士事務所の唐吉田弁護士と重慶市梁平県などからの3名の弁護士が普遍的な原理、宗教信仰の自由、憲法の規定および法治精神など多くの方面から法に頼り、道理に従い、証拠に基づき、情理にかない、この数名の法輪功修煉者の無罪を裁判が終了するまで弁護した。しかし結果はまだ出ず、合議後に裁判委員会で討論し、後日に発表すると裁判所側が言った。
4人の法輪功修煉者は今不法に開江県留置場に拘禁されている。
(注:法輪功修煉者を迫害する主な責任者らの情報、中国語ページを参照)
2009年9月18日
(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/9/6/207815.html )
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