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アルバイトをする中で修煉し人を救う(二)


文/黒龍江省の大法弟子

(明慧日本)新しい仕事に就いてある日のこと、トラブルに遭いました。現場で法輪功の真相を伝えていたときに、背が高く体格の大きな人が私に向って来て、敵意のある目でにらみつけ、私を追い払うかのような態度でした。私は相手にしませんでしたが、態度は相変わらずでした。私は少し休憩して別の現場に行きました。後でその人が工場長だと聞きました。二日目にまたその現場で仕事をしました。現場に着くととても圧迫感があり、現場の責任者は私に「法輪功をやっている20歳ぐらいの女性はいないか、彼女に学びたい」と意地悪に言いました。そして、工場長がそばに来て、「二度と法輪功を口にするな、殴るぞ」と私に言いました。

 仕事が終わり家に帰った後、内へ向かって探すべきだと分かりました。闘争心、色欲の心、名利心がまだ強いのです。師父は次のようにおっしゃいました。「神世に在りて、法を実証す」(『洪吟二・何を恐れる)。私にこれらの執着心があるとき、一人の常人になってしまいます。別空間では邪悪が一人の常人を容易に妨害することができます。それと同様に、人が悪の表情を表わすのは別空間の邪悪がコントロールしているからです。人に対しては、必ず慈悲を表して済度しなければならず、大法弟子の使命を果たすのです。この現場からは農場が近く、農場の赤旗(共産党とその別空間にいる邪悪を象徴する旗)が見えます。

 夜の全世界の同時発正念では、現場の邪悪を取り除くことを加えて発正念しました。次の日に現場に行く時、「この中の一人一人を救い済度することに心を尽くします」と決心しました。工場長の態度は冷淡でしたが、私の心は動揺しませんでした。二日目、現場に同修が働きに来て、ここで真相を伝えていました。これは師父が私のエネルギーだけでは不足なので、同修を按配してくださったのだと悟りました。二日経ち、工場長は自分から進んで私に挨拶し、「ここにまた一人大法弟子が来ましたね」と言いました。私は工場長に「前みたいにならないでくださいよ、何かあったら私たちに言ってください」と言いました。工場長は「新しく来た大法弟子と仲良くなりましたよ」と言いました。私はホッとして正念を堅守した作用と師父の慈悲を感じました。この出来事が終わり、再びこの現場に入ると、すべてが平和で、トラブルは跡形もなく消え失せました。これでまた、正念を守り続けた結果、大法が示した神の威力を感じ取りました。

 しばらく経ち、別の街の現場に人手が必要で、私が配属されました。そこで関わった人はまた縁のある新しい人たちでした。これは、師父が私に前進し続けるようにするため按配してくださった道だと感じました。機会があったら法輪功の真相を伝え、三退を進め、社長から従業員まで、皆救いたいと思いました。しかし、みんなは遠くないところで働いていますが、みなとても忙しく、私も休む間もないので、真相を伝える機会を得るのは難しかったのです。しかし、師父が縁のある人を私に手伝うよう、その人自ら進んで挨拶してくるように按配されました。こうして真相を伝えました。

 身近に起こったことは絶対に偶然ではなく、私たちの修煉とかかわっているのだと法理から悟りました。ある日、職場の仲間が新しいリーダーとトラブルになりました。かなりもめあっていました。一方で人を集め、もう一方で仕返しをしようと企んでいました。なぜ私の身近にこんなにこんなことが起こるのでしょうか。師父は次のようにおっしゃいました。「万古の事、法のために来る」(『洪吟二・戯一台』)これは、必ず私の修煉不足の要素が引き起こした事なのです。私は修煉者で、第三者であっても内へ向かって探そうと思いました。その仲間は新しいリーダーに嫉妬し、リーダーに軽視されたため、もめていました。自分を振り返って見ると、自分より強い人を羨み、自分より駄目な人は軽視するという心を発見しました。私の嫉妬心はこんなに強くなっていました。以前、同修が「他人を見下すことは嫉妬心です」と言ったことを思い出しました。この数日、私は仕事のパートナーを見下し、いつも馬鹿げていると思っていました。家に帰ったら「私は大法弟子です。必ず嫉妬心を取り除きます」と決心しました。二日目に、二人は仲直りしました。

 私のパートナーは、馬鹿げているように見えますが、縁の深い人です。彼は三退して、神韻公演のDVDを観ました。ある日、彼は「神韻は本当に作用した! もともと一日1箱半のタバコを吸っていたが、今日は午後になっても二本しか吸わなかった。(ヘビースモークの)癖がなくなった」と言いました。私は家に帰るとき、彼に「大法の本を一冊持ってきてほしい」と頼まれました。

 私は大法修煉の道のりでまだたくさんの不足があります。今後、より厳しく師父の法に従います。今日は、よくできた部分の修煉体験しか発表していませんが、皆さんと交流し、お互いに励まし合いましょう。

 (完)

 (明慧ネット第六回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)

 2009年11月13日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/11/10/211548.html

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