北京団河労働教養所による温継宗さんたちへの迫害
(明慧日本)北京団河労働教養所に不法に拘禁されている法輪功修煉者・温継宗さんは、自分の信仰を堅持し、警官の不当な要求に応じなかったため、警官に指示を受けた受刑者に何度も拷問されている。
団河労働教養所二大隊の警官・尹洪松、国建双(音訳)は毎日、受刑者に命令し、温さんに対して脅迫やさまざまな虐待を加えさせている。温さんが小さな椅子に座らされているところを見かけた人もいる。その椅子に座る時は、必ず腰をまっすぐに伸ばし、同時に両足に力を入れてきつくしめ、手は膝の上に置かなければならない。温さんはこの椅子の前方に座らされ、幅はわずか5、6センチメートルしかなく、明け方の5時から深夜12時過ぎまで約20時間座らされた。少しでも動くと監視人に殴ったり蹴ったりされ、1日ただ3回だけ便所に行くことが許された。
温さんは不法に拘禁されていた1年あまりの間、暗い部屋に入れられ、空も太陽も見えない毎日だった。絶えず残虐な迫害を受け、他の人が温さんを目にすることはなかった。
2009年2月のある日、何が起きたか分からないが、温さんは頭に多数の切り傷を負い、血まみれになって警官に病院へ送り込まれた。病院から帰って、温さんは直接、労働教養所五大隊に移送され、1人で小さな部屋に拘禁され、 ベッドの上で縛られた。小屋の窓は厳重に塞がれ、人から見られないようにしてある。警官は受刑者を利用し、4人1組で警官と共に3交替で温さんを監視し、迫害している。
2009年5月4日、警官は「公聴会」を開き、「自分自身を傷つけた」という罪で、温さんに対して2カ月の刑期延長を言い渡した。温さんは今なお、その暗い小屋の中で不法に拘禁されている。
またもう一人の法輪功修煉者・楊小成さんは、不法に団河労働教養所に拘禁されており、悪らつな迫害を制止しようと、上訴することにした。それを知った警官・尹洪松は毎日、楊さんに昼休みを取ることを許可しなくなり、夜の消灯直後の2時間は休ませず、楊さんに大広間で反省書や「教養所の規則」などを強制的に書かせている。現在まですでに3カ月経過し、今なお迫害されている。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
2009年11月19日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/11/17/212765.html)
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