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重慶市:雷正夏さんに3年の不当判決(写真)

(明慧日本)退職教師の法輪功修煉者・雷正夏さん(65歳男性)は11月11日、重慶市沙坪ハ区の裁判所で裁判を受けた。

  裁判官は「雷さんの妻の経営する飲食店で、学生たちに法輪功迫害の真相を説明して告発され、家宅捜査の結果、宣伝チラシなどが見つかった」と、小声でつぶやきながら懲役3年の判決を言い渡した。雷さんはその場で「私は無罪です。上訴します」と声を上げたが、裁判官と書記はあたふたと退場し、警官だけが残り、雷さんに署名をさせたという。

 雷さんは、定年退職前は沙坪ハ区鳳鳴山中学のベテラン教師で、学生と保護者からとても高い評判を受けていた。以前、雷さんは胃下垂・神経性皮膚炎など深刻な各種の持病を持っていたが、法輪功の修煉を始めてからさまざまな疾病が全部なくなり、まるで青春時代に戻ったかのように健康になった。そのため、法輪大法はとても良いものだと雷さんは確信した。しかし、1999年「7.20」から現在まで、雷さんは何度も不法に拘束されて迫害を受けた。

重慶腫瘍病院で緊急措置を受ける雷正夏さん

 2008年の夏、鳳鳴山中学校の共産党の工作員は、雷さんが学生たちに対して法輪功の話をしたのではないかと疑いを持った。工作員は新橋派出所と結託して雷さんを逮捕し(6度目)、さらに妻と養女までも拘束した。新橋派出所の欧礼という「指導者」は、雷さんを殴るよう警官の李紅に指示した。雷さんは殴打によって内臓に深刻な損傷を受け、動くことすらできなくなり、沙坪区白鶴林留置場に送り込まれた。白鶴林留置場は死人が出ることを恐れ、雷さんを重慶腫瘍病院に移送して緊急措置を受けさせた。

 このような状態に陥ったにも関わらず、派出所は見張りを付けて24時間体制で監視した。しかし、怪我の程度があまりにもひどかったため、いくら緊急措置をとっても効果がなく、危篤状態に陥った。新橋派出所と沙区国安の医療費を使い果たし、医療費の出所がなくなると、病院側は雷さんに対するすべての治療をストップし、見張りさえもいなくなったという。

 仕方なく雷さんの養子が雷さんを背負って病院を出た。警察からの妨害を避けるため、雷さんたちは家には帰れなかった。外で部屋を借りて、法の勉強と煉功をしたので雷さんの体は快復し、元気を取り戻した。

 2009年4月2日、雷さんが鳳鳴山中学校に行くと、妻にお金と物を渡しているところを新橋派出所刑偵科の警官・陳林孝と石伝林に発見された。彼らは張家湾にある雷さんの借家まで尾行した。雷さんを逮捕し、沙坪バ区白鶴林留置場に監禁した。

 2009年5月初め、新橋派出所は「書類」を捏造し、雷さんに対する迫害強化を企み、沙坪バ区検察院に報告したが「証拠不足」という理由で戻された。6月、新橋派出所はまた書類を捏造して沙坪バ区検察院に報告した。

 2009年11月11日、重慶市沙坪バ区裁判所は法律を踏みにじり、雷さんに3年の不当判決を下した。裁判官は「雷さんの妻が経営する飲食店で、食事をしている学生たちに法輪功の話をしたと告発があった」と言った。たったこれだけの理由で沙坪バ区裁判所は雷さんに3年の懲役刑を下した。その口実は「法律に違反した罪」というものであった。

 事情をよく知る人の話によると、裁判には雷さんを除いて裁判官1人、書記と警官それぞれ1人ずつしかおらず、傍聴席には雷さんの2人の妹夫婦と弟夫婦、雷さんの妻と11歳の養女だけだったという。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

  2009年11月25日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/11/20/212972.html

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