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黒龍江省:林沢華さんはジャムス刑務所に迫害され寝たきり

(明慧日本)黒龍江省双鴨山市の法輪功修煉者・林沢華さんは、ジャムス刑務所で迫害を受け、寝たきり状態になった。林さんは自立した生活ができなくなり、人の介助が必要になっている。

  そのため、2008年11月7日から2009年7月8日まで8カ月間、お風呂に2回しか入れず、顔や足なども5回しか洗えなかった。刑務所側は林さんのことを気にかけず、特に3カ月間、林さんがトイレに行くときに付き添いをつけず、林さんの体に大きな傷害を与えた。林さんの病状は悪化し、両腕、手、首、頭部以外の部分は動かなくなった。それでも、林さんを釈放せず、介護する人もいない状態である。

  林沢華さん(47歳男性)は、双鴨山市友誼県の友誼鎮在住、タクシードライバーである。法輪功を修煉しているという理由で、2001年に不法に労働教養1年を科され、2002年9月に不法労働教養3年を科された。さらに2004年2月、不法労働教養3年を科されたが、遼寧省の鞍山市労働教養所に3カ月監禁され、病気のため一時出所した。

  2007年9月12日、林さんは双鴨山市の国家安全局の警官に頭部を殴ったり蹴ったりされた後、夜中の12時に友誼県の留置場に送られた。不法監禁された7カ月の間に、友誼県の留置場の所長・蔡永徳に友誼県病院へ送られ、灌食を強いられた。2008年4月10日、七台河刑務所に移送され、そこでもさまざまな迫害を受けた。

  2008年7月10日、林さんは七台河刑務所からジャムス刑務所に移送された。身体はすでに衰弱し、ゆっくり歩くことしかできず、肉体労働もできない状態であったが、刑務所側に労働を強いられた。20日後、強盗犯・李岩松に階段で押されて倒れ、体が動かなくなった。林さんは「三書」や「転向書」を書くことを拒否したため、残酷な迫害を受け、現在、寝たきり状態に陥っている。しかし、病院へ行くための一時出所さえ許されなかった。

  2009年12月2日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/11/27/213374.html

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