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河北省:石家荘労働教養所が法輪功修煉者を殴打、後遺障害を負わせる

(明慧日本)河北省の石家荘労働教養所で2009年1月、暴力事件が起きた。警官数人が法輪功修煉者を囲み、殴打した。その結果、数人の法輪功修煉者は怪我を負って救急車で病院に運ばれた。

 石家荘労働教養所は2009年1月20日午後、法輪功を迫害する専門の501中隊の警官・丁立哲の監督で編集した中共(中国共産党のこと)の「暴政」を粉飾する映像を撮影した。その中には、法輪功を貶すものも含まれている。

 法輪功へ罪を着せることを制止するため、その虚言による映像で人々を騙さないよう、法輪功修煉者・麼安チさん、鄭偉さん、鄭春山さん、エン峰さん、楊百立さんは前に出て「法輪大法はすばらしい」という正義の声を出し、この陰謀を阻止しようとした。しかし、数人の警官がすぐに法輪功修煉者たちを囲み、連行した。

 警官らは法輪功修煉者たちに暴力を振った。当日、その暴力で、麼さんはあごの骨を折り、夜中に河北省第三病院に搬送され、3時間の手術を受けた。鄭偉さんは警官の殴打で耳鼓膜穿孔になり、常に耳鳴りや頭痛が起きた。

 警官が暴力をふるった現場にいた人の話によると、当時は地面が血まみれだったという。エン峰さんは尻の皮が剥がれ、筋肉も見えていた。鄭春山さん、楊百立さんも傷を負ったという。

 警官らは法輪功修煉者に対して肉体的な暴力だけではなく、精神的にも苦しめた。10数人の法輪功修煉者を、厳しく管理する「厳管班」というところに監禁し、法輪功を貶す文章で修煉者たちに洗脳を与え、「真・善・忍」を教えとする法輪功の修煉を放棄するように強制した。麼さんはあごの骨を折ったため、正常に食事ができず、身体は痩せてしまった。警官は麼さんを洗脳するため、単独で監禁した。

 警官は数人の受刑者に指示し、麼さんの両足を組ませ、同じ姿勢を3〜4時間とらせ続けたという。その後また、法輪功修煉者たちに3〜6カ月の拘禁を延長した。

 現在もなお、鄭偉さんたち法輪功修煉者は監禁されている。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2010年4月8日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/3/28/220570.html
(English:http://www.clearwisdom.net/html/articles/2010/4/5/115901.html

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