河北省:法輪功修煉者の母子が連行される
(明慧日本)河北省遷安市の法輪功修煉者・鄭志賢さん(60代女性)は、2010年3月26日に市内の明珠花園で連行された。その後、続いて娘が連行され、3月29日には娘の友人が連行された。
3月26日、鄭さんが明珠花園で法輪功の真相資料を貼っていた時、近くに潜伏していた警官に連行された。その後、警官たちは鄭さんの自宅を捜査しようとしたが鄭さんの家族に阻止された。
翌日、警官たちは再び鄭さんの自宅に行き、強制捜査を行い、パソコンなどの私有財産を没収した。その後、また明珠花園で鄭さんの娘を連行した。3月29日、鄭さんの娘の友人がこの事を知り、洗脳班に行って友人の釈放を要求したが、洗脳班はすでに移送したと嘘を言った。そこで公安局に行き、友人を釈放するように要求しようとした時、公安局の入り口で3、4人の私服警官により連行された。詳しくは現在調査中である。
鄭志賢さんは3回連行・拘禁された経歴があり、迫害されて半身不随となり、自立した生活ができなくなっている。2008年11月13日12時頃、警官4人が鄭さんの自宅に押し入り、家財を没収した上、鄭さんを連行した。鄭さんは労働教養を言い渡され、唐山市・開平労働教養所に移送された。健康診断を受けた際、糖尿病・心臓病・脳血管病など、多種の疾病が診断されて労働教養所から受け入れを拒否された。チエン安市の警官は仕方なく、鄭さんを連れて帰り、種子会社の構内にある洗脳班に拘禁して迫害した。鄭さんは元々体が弱く、それに警官たちの迫害を受けて健康が崩れてしまい、7日後から半身不随の症状が現れた。警官たちは責任を回避する為、家族に1万元を出せば釈放すると鄭さんの家族に通知した。家族は迎えに来た時、警官の意図が分かった。
2009年5月11日、鄭さんは夫の代わりに店番をしている時、数人の警官により連行された。種子会社の洗脳班に拘禁され、53日後に釈放された。釈放前、洗脳班の責任者は、鄭さんの家族から食事代の名目で千元をゆすり取った。実際の食事代は百元もしないという。自宅に戻された鄭さんは、体が衰弱し、歩く力もなく、片手は麻痺し自立した生活ができなくなった。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
2010年4月5日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/4/4/220972.html)
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