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江西省:7年間迫害を受けた法輪功修煉者、再び刑務所送りに直面

(明慧日本)1999年から始まった、中共(中国共産党)による法輪功への迫害は10年以上も続いている。江西省南昌市に在住の法輪功修煉者・梁美華さん(62)は、この10年間のうち3分の2以上を刑務所で拘禁され、迫害されていた。2008年7月に釈放されたが、2009年4月に再び南昌警察に強制連行された。南昌警察は梁さんを刑務所に送ることを企んでいるという。

 2009年4月30日、梁さんは自宅で8人の法輪功修煉者と一緒に、「真・善・忍」に基づいて良い人になることについて交流していたところ、居住区委員の通報を受けた警察官に強制連行された。

 情報によると数日前、警察は梁さんの案件を検察に送り、再び梁さんに刑を科そうとしているという。検察は証拠不足としてこの案件を警察に差し戻した。しかし警察はあきらめず、梁さんを留置場に拘留し続けている。

 梁さんは北京へ陳情に行った際、警官に殴打され、みぞおちを殴られ、口から血が吹き出したという。

 刑務所は梁さんを強制「転向」させようと、毎日10時間以上、直立不動の姿勢で立たせた。梁さんは足がパンパンに腫れ上がり、歩けない状態だった。そして睡眠もはく奪され、一日2時間程度しか寝ることが許されない日々が続いた。刑務所の刑務官及び服役囚は、毎日のように梁さんを殴打していた。真夏日には冷房設備のない小部屋に閉じ込められ、入浴させない、服を着替えをさせないことを強要され、42日間続いたという。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2010年4月13日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/4/11/221364.html

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