内モンゴル:専門機関を創設して法輪功修煉者を迫害
(明慧日本)内モンゴルのオロチョン自治旗(註あり)の「特別査問グループ」は、地元の法輪功修煉者に嫌がらせをし、逮捕している。情報によると、強制連行された法輪功修煉者は2009年に18人、現在はすでに30人に上っている。また、「特別査問グループ」は各修煉者の自宅を訪ね、「法輪功を修煉するかどうか」と聞き、「修煉する」と答えた修煉者を直ちに逮捕するという。
「特別査問グループ」の組長は李本学で、メンバーは許暁峰、梁越、高茂玉、張学文、孫国、歴学斌である。李本学は修煉者に対する迫害に力を尽くしたため、副科級から正科級に抜擢された。
2009年11月6日から26日の間、大楊樹鎮の法輪功修煉者・王雪梅さん、甄海燕さん、王桂蘭さん、廖文波さん、樊鳳英さん、劉佩玉さん、曹彩霞さんなどが逮捕された。法輪功修煉者・劉春勲さん(70代)の家財は警官に没収され、劉さんは迫害から逃れるため路頭に迷う生活をせざるを得なかった。法輪功修煉者・張廖魁さんはコピー店を経営していた。2009年12月、警官・李本学らは張さんの自宅を強制捜査し、法輪功の関連書籍及び数台のコピー機を奪った。精神的に大きなダメージを受けた張さんは2010年1月9日、死亡した。また、2010年1月12日午前10時ごろ、警官らは法輪功修煉者・曹続海さんを強制連行した。
2010年3月9日、中国共産党の関係者は、法輪功修煉者・皮長福さん夫婦と娘、高玉昌さん、王桂蘭さん、樊鳳英さん、樊鳳珍さん、王雪梅さん、廖文波さん、金さん、甄海燕さんに対して開廷した。甄さんの身体はきわめて衰弱していたため、開廷時に運ばれて出廷した。以前に逮捕された18人の修煉者はすでに2回に分けられて秘密裏に開廷され、修煉者が自ら受けた迫害を陳述した際、警官らに殴られ、否認された。今回逮捕された30人の修煉者は現在、オロチョン自治旗阿里河鎮留置場に拘禁されている。
註・自治旗(じちき)は中華人民共和国の民族区域自治行政体の一種である。全国に三つの自治旗がある。自治旗は内モンゴル自治区だけにある民族区域自治行政体である。自治旗と自治県の違いは名称のみである。(ウィキペディアより)
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中國語のページを參照)
2010年4月19日
(中国語:http://minghui.org/mh/articles/2010/4/14/221502.html)
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