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常人の観念を捨てて、「三つのこと」をしっかり行う


文/中国の大法弟子

(明慧日本) 

  一、妻の不治の病が全快

  私は遼寧省西部の貧しい農村に生まれて、1996年にようやく大学を卒業しました。結婚して間もなく、妻が不治の病に罹りました。治療のため、私は多くの借金をして方法を尽くしたのですが、何の効果もなく、妻は生死の境をさまよっていました。窮地に陥った私は心を刃物で切られたように痛かったのです。その時、妻は同僚の紹介で法輪大法の修煉を始めて、それから2人の運命が変わりました。

  修煉を始めた当日、妻は奇跡的に一晩ぐっすり眠りました。これは何年ぶりのことだったでしょうか。1週間もしないうちに、もともと青紫色だった妻の顔に次第に赤みが現れ、体のむくみも消えて、体は明らかに丈夫になってきました。彼女は、自分の病気がよくなったので仕事に復帰したいと言いました。本当です。不治の病を含めて、妻の全身の病気は本当にすべてなくなりました。

  修煉してから、妻の怒りっぽい、反対意見を受け入れない性格はいつの間にかなくなり、別人に変わったように、私と家族にいつも優しくなり、私と家族も大法の素晴らしさを実感できました。

  不思議なのは、どんな時間帯でも、妻が煉功すると、音楽が鳴ったら、私の手の平、足のツボが音楽のリズムに合わせて、ぴくぴくします。熟睡中の時でもそうでした。時にはちょうど寝ついたところにぴくぴくして目が覚めますが、目が覚めても眠くなくなり、全身がとても快適な感じがします。今になって思うと、実は師父はあの時からもう私の体を調整してくださっていたのです。

  妻が修煉してから心身ともに巨大な変化を見て、私も幸運に法輪大法を修煉し始めました。しかし、大法に対してずっと病気治療、健康保持のレベルに認識が止まったため、大法を大切にしていませんでした。『転法輪』を1年余りかけて、やっと一通り読み終えました。本を手に取ってめくってもいないうちに、すぐ用事が出来てそちらに目を向けてしまった時もあります。今になって、それは妨害だと分かりました。こんな精進でない状態の中でも、私の鼻炎と五十肩はいつの間にか治りました。師父の慈悲な加護を考えると、私はとても恥ずかしくなります。

  間もなく「7.20」の迫害が始まり、修煉の土台がそれほどきちんと出来ていないため、私は仕事上の便利を利用してある同修の安全を守ったほかに、我々夫婦は大法を守る行動にあまり出ませんでした。そのころに、師父は特殊な機会を按排して、私をぼんやりした中から呼び覚ませました。

  ある日、2人の同修が私の家に来て、彼女たちが歩いて北京に陳情に行った途中、師父は何回も神通を見せてみんなを励まされたことを話してくれました。聞きながら、私の全身はとても強いエネルギーに包まれて、ある不思議な力が私に「必ず勇猛に精進するように」と教えました。今までなかった体験でした。師父のご加持を感じたのは初めてです。その日から、私はやっと決心して、真に修煉に踏み出したのです。

  二、職場で大法を実証する

  修煉してから、家庭と妻の負担がなくなったため、私は仕事にもっと力を注ぎました。2年で技師、副主任から主任、ついに技術課長に昇進しました。すべては師父がくださったものです。師父がおっしゃった「大志を懐き而して小節に拘わる」に照らし、しっかり自分を修めて、大法のすばらしさを世に見せよう、と私はいつも自分に言い聞かせています。そのため、私は大法の要求に沿って真面目に細心に仕事をやって、周りの評価を得ました。

  自分の出発点を大法の法理に基づいたため、大法は無尽の知恵をくださいました。どんな仕事であろうと、担当が私であれば、常人はいつも「よくできました!」と評価します。私が課長を担当していた技術課は、経営陣に会社の数十支社の技術課の中で最も実力の強い部署と評価され、私が技術マネージャーを担当した時に育成した技術者らは、ほとんど社内でトップレベルの技術力を持つと公認されています。私が考え出した「快楽仕事法」はすぐに部下の設計能力と総合資質を高めたほか、他の部署の教育の手本にもなりました。師父は私にこれらをくださったのは、常人の中で出世させるためでなく、私にこのような形を通じて真相を伝え、衆生を救い済度させるためだ、と私は悟っています。

  回りが私の人柄と仕事能力を評価してくれることは、真相を伝えるために便利な環境を作りました。私に勧められて「三退」を選んだ多くの人は知識人か会社の経営者です。最も印象に残っているこんなことがあります。ある日、某社長に真相を伝え、最初は常人の考えが入り混じって、自分でも言っている言葉がごちゃごちゃでした。だんだんと、内心に「貴方を救わなければ」と思ったとき、どんな観念もなくなって、私はとても流暢に真相を話しました。相手は聞きながらうなずいて、最後に彼は、以前学友から真相を聞いたことがあるが、ずっと気にとめていなくて、いつも法輪功が政治に参与していると思った、今日やっと本当に分かった、と言ってくれました。

  常人社会での地位は何ものでもないことを、この事を通じて私はよく分かりました。師父がおっしゃった「皆さんは彼らが未来に入ることができるかどうかの唯一の望みとなりました。(『人心を放下し 世の人々を救い済度する』)」のとおりです。我々はくれぐれも常人の観念に妨げられないように、大法弟子の使命は「三つのこと」をしっかりと行って、先史の誓約を果たすことです。

  真相を伝える中で、私は多くの人心を取り除きました。特に恐れる心です。ある日、私と同じ会社に働く同修は、「安全にご注意ください。貴方を告発しようとする人がいます」と教えてくれたのです。その時、私はただ「ありがとうございます」と言って、心に少しも恐れませんでした。私は師父が要求されるとおりに最もすべきことをしているので、誰も私を邪魔する資格を持たない、と堅く信じているからです。何も起こりませんでした。

  後日になって知ったことですが、その何日間に、確かに地元公安局が会社に来て私に「事情調査」をしようとしましたが、三退した上司はうまく対応して、彼らを帰したようです。大法弟子は師父の要求とおりにすれば、すべてを師父が把握しておられ、妨害する資格を持たないと、私はいっそうかたく信じました。

  三、大法を実証を作り、器械メンテの知恵が開かれる

  2005年、私と妻は資料点を作り、地元の真相資料と『中国共産党についての九つの論評』を作り始めました。真相資料を作成する中、私は多くの人心を取り除き器械と意思疎通できるようになりました。器械が疲れてあまり調子がよくない時に、私は「私達は一緒に宇宙で最も正しい事をしていますよ。貴方はよく協力すれば、将来きっと報われます」と話しかけます。器械はいつも奇跡的に正常に回復します。

  地元に技術が分かる同修がとても少ないのを見て、自分が持っている機械面の特殊な才能は大法に使うためにあったものだと、私は悟りました。徐々にプリンター、コンピュータを修理する知恵を師父が与えてくださって、地元の資料点の器械メンテを担当するようになりました。

  大法は通常を超える存在なので、大法弟子の法器となる資料点の器械も通常を超える存在です。しかし、時には器械に通常でないレベルのトラブルが発生して、常人の技術で全然解決できません。正念を持つ時、師父は私の知恵を開いてくださいます。トラブルに遭って全然対策が分からない時でも、分解しながら解決方法が頭に浮上したり、部品を手に持ってほこりを掃除しただけでトラブルが直ったりします。だんだんと私はこう悟りました。器械を修理する過程は自分を修める過程でもあり、自分は修煉者の状態を保っていれば、大法は私達の知恵を開いてくださいます。一方、いったん顕示心、喜ぶ心、焦る心、仕事にこだわる心などの人心が生じたら、すぐ修理が行き詰ります。このような反面の教訓もとても多く、ここでは列挙しません。

  四、一丸となって協力し合い、邪悪を暴露

  現在、邪悪は少なくなってきていますが、「毒薬は他でもなく毒があり、毒がないようにしたくてもあり得ないことです」(『2002年米国フィラデルフィア法会での説法』)。明慧ネットに中国国内の同修が迫害に遭ったニュースを見るたびに、一日も早く邪悪を暴露して、迫害を制止しようと思っています。

  相談を経て合意して、それから私と地元の同修は毎日明慧ネットに掲載される迫害ニュースを見て、暴露された悪人と警官に電話をかけたり、携帯メールを送ったり、手紙を送ったりしました。この新しいやり方を私達はもう数カ月続けて、とても良い効果を収めています。もし、国内のもっと多くの同修もこのようにして、素早く悪人に毎日全国各地から電話、メールと郵便物を送り、大法の慈悲と偉大を感じさせるのであれば、もっと良い効果を収められると思います。参加する同修は、必ず真剣に『携帯でメーリングリストに送信時の技術マニュアル』の注意事項を守ってください。

  大法の一つの粒子として、私のやったことはまだまだ足りません。法を正す最後の段階に、私は最善の努力を尽くして「三つのこと」をしっかりして、法を正す流れについて、師父の合格した弟子になろうと思います。

  2010年6月3日

(中国語:http://minghui.org/mh/articles/2010/5/18/223871.html

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