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中国語を学んだ西洋人修煉者の体験談

(明慧日本)私は修煉を始めたばかりの時、中国文化や中国語、中国の歴史について何も知りませんでした。中国語を勉強することは私にとって修煉と言えます。ここで、私の修煉体験を皆さんと交流し、この体験が西洋人修煉者と東洋人修煉者の相互理解を促すことができれば、本当に嬉しく思います。
 
 私は初めて香港に行った時、中国語を少ししか話せず、周りに英語を話せる同修が一人もいませんでした。中国語を勉強し、数年後に再び香港で同修と会った時、現地の修煉者と中国語で交流することができるようになり、私は文化の違いについてさらに理解できるようになりました。

 オーストラリアでは修煉者の半分は西洋人修煉者で、半分は中国人修煉者です。より良く協調し、理解し合うことは私たちにとって最大の課題です。例えば、西洋人修煉者はマナーを重んじ、他人のプライバシーを尊重しています。中国人修煉者はマナーを気にしませんが、常に行動を通して暖かさと優しさを表しています。しかし、西洋人修煉者は中国人修煉者のマナーのなさにいつもがっかりしています。また、中国人修煉者は常に相手の言葉の背後の意図を探ろうとし、関係を複雑にしてしまいます。

 ある日、ある香港の修煉者から食事に誘われました。私は、ただでおごってもらうことに抵抗があるため、誘いを断りました。すると、その同修は私が彼のことを気に入らないと思い込み、だんだんその思いが強くなり、結局、私の会社に居づらくなったそうです。しかし、私はそれにまったく気づきませんでした。これを通じて、私は相手の文化と習慣をもっと知るべきだと気がつきました。

 中国語の勉強は、修煉と法への理解にとって不可欠なことではありません。しかし、師父の説法を聞いて分かるようになり、漢字の後ろの文化背景を理解でき、法をより深く理解することができたと思います。特に、修煉に使われる言葉は中国で何千年も伝わってきたので、その意味を完全に翻訳することはできないと思います。二言語(中国語と他の言語)を話せる同修は、他の修煉者が大法の文化背景をより良く理解できるよう手助けすべきだと思います。

 私はずっと中国人を救うべきだと思っています。中国人に向けて三退を勧める時、自分の誓約を果たしていると感じます。私は外国人の立場から中国人に真相を伝え、しかも法輪功が香港を含む世界で人気を得ていると教えます。

 私は西洋の法輪功修煉者なので、中国人から信頼されやすいのです。いつも次のように真相を伝えています。「もし法輪功は共産党が宣伝したようなものだったら、なぜ世界で人気を得ているのでしょうか。天安門事件の真相を多くの人は知っていますが、共産党は今でも学生を殺した事実を認めようとせず、明らかに嘘をついています。それなら、なぜ法輪功についての虚言を信じるのでしょうか」

 今の中国人が苦しい立場に置かれているのを思うと、何度も涙が出ました。今の中国人は中国共産党に騙されており、危険に晒されています。多くの中国人は淘汰されるべきではありません。虚言に騙された中国人を救うためにもっと頑張りたいと思います。

 私は、修煉者として取り除かなければならない執着がまだまだあります。人生がいくら苦しくても、この世に来た目的はただ一つです。つまり、師を手伝い、法を正すということです。しかも、必ず責任を持ってやり遂げなければなりません。

 もし、私たちの出発点が正しく、無私無我になれれば、どんな困難でも乗り越えることができます。中国の『愚公が山を移す』という物語のように、神はきっと私たちの誠意に心を動かされ、助けてくれるのです。かつて、私は1日100人以上の中国人に三退を勧め、成功しました。これから他の同修と一緒に精進していきたいと思っています。どんな困難があっても、可能性がないと見えても、師父がおっしゃった「忍び難きは忍びうる、行ない難きも行ないうる」という言葉のように、きっと乗り越えることができます。

 以上は私が修煉体験です。間違っている所はご指摘ください。

 師父、ありがとうございます。同修の皆さん、ありがとうございます。

 (2010年ニューヨーク法会で発表)
 
2010年09月13日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/9/9/229345.html

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