日本明慧
■印刷版   

山東省:迫害され衰弱した法輪功修煉者、不当起訴される

(明慧日本)山東省莱陽市に在住の法輪功修煉者・呉金鳳さん(56歳女性)は、2010年9月19日の午前8時30分ごろ、莱陽法院(地方裁判所)で不当起訴による裁判が開かれ、北京から来た弁護士2人が無罪の弁護を行った。
 
 呉さんは10年前に重病に罹り、治療を続けたが治らなかった。その後、呉さんは法輪功を修煉して間もなく健康を取り戻した。
 
 呉さんは今年4月22日、街頭で「神韻芸術団」の公演DVDを配布していたところ、警官の馮振亜、安寿亮の二人に拘束された。そして当日の夜、警官4人が呉さん宅に不法侵入し、パソコン、書き込みドライブ、法輪功の関連書籍など私有財産を没収した。
 
 呉さんは留置場の中で非人道的な迫害を受けていた。7月31日、弁護士が接見したとき、健康そのものだった彼女は、全身の震えが止まらず、気力と体力がなく、10日間食事を摂れない状態に陥っている。そのため、呉さんは立ち上がったとき地面に倒れたという。警察はこの迫害の事実が暴露されるのを恐れ、呉さんと家族との面会を禁じ、家族による病気治療のための仮釈放の申請を受理してないという。
 
 裁判の当日、家族や親友らは、呉さんの安否を一目でも見たいと集まったが、裁判所の周辺は私服警官や警察官が大量に投入され、裁判所近辺を通りかかったすべての人々に尋問を行い、拘束したりしていた。その場面は物々しかったという。
 
 法輪功は世界114の国と地域に伝わり、多くの国の政府と団体が次々と法輪功に褒賞を授与し、その数は3千以上にも上る。法輪功の書籍は38カ国語に翻訳・出版されている。中国において正義のある弁護士は、迫害されることを恐れず、次々と法輪功修煉者に対する無罪の弁護に立ち上がっている。中共(中国共産党)による法輪功への迫害は、中国の憲法に違反することであり、中共こそが真の犯罪者である。
 
2010年10月02日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/9/21/229927.html

■関連文章
黒竜江省:法輪功修煉者が強制連行され、家族との面会も許可されない
山東省:迫害され危篤に陥った妻、夫の保釈要求は認められず
610弁公室、元副裁判長と弁護士の面会を許さず
遼寧省:刑務所で強烈な電気ショック、法輪功修煉者が痩せこけ震える
法輪功修煉者は度重なる迫害を受け、心神喪失
甘粛省の法輪功修煉者が洗脳班で迫害される
山東男子第二労働教養所は、不明な薬物で法輪功修煉者を迫害
山東省:60代の法輪功修煉者が労働教養所で残酷に迫害され、歩行困難
遼寧省:盤錦刑務所は法輪功修煉者の家族の面会を拒否
黒竜江省:ハルビン市の警官が受けた迫害