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深セン市:法輪功修煉者が連行され一部が行方不明

(明慧日本)広東省深セン市の各留置場で、20人を超える法輪功修煉者が収容されたうえ、多数の修煉者が長期にわたって拘禁され、不当判決を下されるなど迫害され続けている。中には、拘禁されてから行方不明になっている修煉者もいる。
 
 以下は一部の法輪功修煉者が受けた迫害の状況。
 
 陳億平さんは最高裁まで上訴して無罪を訴え続けたが、懲役7年の不当判決を受け、2010年4月12日に入所した広州女子刑務所で監守による拷問などを受けている。
 
 トウ輝さんは懲役3年の不当判決を言い渡され、広州女子刑務所に収容された。施設で監守は狂暴的で、「転向」しないトウさんを押し飛ばして壁にぶつけた。
 
 呉社軍さんと彭秀麗さんは1年の労働教養を科せられた後、2009年8月に三水婦労働教養所へ送り込まれた。
 
 2009年11月23日、家族の傍聴が許されないまま秘密裏に行われた裁判により、許建瑛さんは懲役2年、鄒秀玉さんは懲役3年の不当判決を受けた。法廷で、弁護師は家族の傍聴の権利を訴えたが、裁判長は法輪功の案件は国家機密にかかわるため、家族の傍聴を許さないと悪意をもって答えた。最後に、当事者2人は法輪功が法規に違反しておらず、法輪功が迫害されている実態、罪のない修煉者への迫害を一刻も早く停止し、皆が一日も早く釈放されるよう訴えた後、裁判長と公訴人はしどろもどろで返答に困った挙句に裁判を続けられなくなり、30分足らずで早々に閉廷を宣告した。
 
 黄小潔さんは懲役1年6ヵ月、袁新英さんは懲役3年の不当判決を受けた。
 
 張力中さんは2010年5月、深セン市と新疆の警官らに福田留置場へ強制連行された。そのうえ、張さんの家を含めすべての財産を没収された。現在、新疆労働教養所で迫害を受けている。
 
 懲役7年の不当判決を言い渡された梁裕華さんは現在、福田留置場で監禁されている。
 
 饒芳さん、劉燕涛さん、劉碧涛さんの一家は2010年1月、龍崗留置場へ強制連行された。
 
 深セン市南山区劉喜峰さん(中学校教師)は、広東四会刑務所で10年にわたって半身不随になるまで拷問された。まだ深セン市西麗洗脳班へ移され、迫害を受け続けている。劉さんの妻・王暁東さん(外国語の教師)は南山区留置場で殺害された。子供は深セン市の孤児院に入れられた。
 
 莫永林さんは2009年9月23日に連れ去られた後、行方不明になっている。張慧さんも連行された後、いまだに行方不明になっている。 
 
2010年10月25日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/10/9/230769.html
(English:http://www.clearwisdom.net/html/articles/2010/10/13/120600.html

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