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衆生は救われるのを待っており、弟子の責任は重大である

(明慧日本)私は十数年修煉してきた大法弟子です。修煉の中で迷いもあり、無駄な回り道もしました。後ろめたく、喜ばしい気持ちを感じたこともあります。けれども転んだら、立ち上がって今日まできました。師父の慈悲なる加護があったからこそ、法の中で昇華することも、正しい念と正しい行いで法を実証することも、衆生を救う中で三つのことを行うこともできました。
 
 ある日、私と同修は市場で真相を伝え、三退を勧めました。同修と私は発正念をした後、私たちの近くでおばさんが誰かを待っているのを見ました。私は彼女がきっと私たちを待っていたのだと思い、彼女の方に行きました。私は「あなたに、ためになるお話をしましょう。『法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい』と念じたら、災難がやってきたとき自分の命を守ることができます」と話しながら三退を勧めました。彼女は少先隊に入ったことがあり、私は彼女に仮名をつけて脱退するようにと勧めました。彼女は顔に笑みをたたえながら感謝の意を表して、去っていきました。一人の生命が救われましたが、いまだに多くの生命が私たちの救い済度を待っています。
 
 夏のある日、真相を伝えて家に戻る道で、学校の寮の前で二人の子供がサッカーをやっているのを見ました。私は発正念をしてから、この二人の子を救わなければと思いました。このとき、一人の子がボールを私たちの所に蹴って、二人がちょうど拾いにきました。私はボールを渡しながら「法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしいことを頭に入れてください。災難から君たちは守られ、君たちの智慧も開かれるよ」と話しました。子供達は私の話に耳を貸しました。私は子供たちにお守りをあげました。子供達はお守りに書いてある「真善忍は素晴らしい」の字を読みました。「法輪大法は人に良い人間になることを教えています。真は真実なことを話すこと、善は善を成すこと、他人をいじめたりしてはならないこと、忍は我慢することです。真善忍に従って良い人間になってくださいね」と告げました。子供たちはお守りを持って合掌をしながら「ありがとうございます」と話しました。
 
 もう一回は、北京オリンピック前のことでした。私と同修は田舎に真相資料を配りに行きました。配り終わると、日が暮れて終バスもなくなりました。しかたなく歩きながら、町に向かう車に乗せてもらおうと思いました。時間が経って、ようやく一台の車が通りました。止めてみたら中には二人が乗っていました。私たちががっかりしていたとき、運転手は夜だからつめれば大丈夫だと話しました。私は同修の腿に座りました。私たちはいろいろしゃべってから、法輪功のことに触れました。大法の不思議が世界範囲に広がっている状況などを話し、中国政府だけが法輪功を弾圧していて、天安門事件は偽りだと話しました。またなぜ三退しなければならないのかも話してあげました。彼らは分かって、中共の組織から脱退しました。お守りをあげると、彼らは感謝して「あなたたちとお会いできて本当に幸いです」と話してくれました。私たちは嬉しく思い、感謝したいなら、私たちの師父に感謝してくださいと話しました。
 
 この全ては師父の按排だと分かっています。師父の慈悲なる済度に感謝しています。さらに大法弟子の責任が重大であることをつくづく感じています。 
 
2010年11月05日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/10/31/231740.html

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