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四川省610弁公室:西昌市の洗脳班に迫害ノルマを課す

(明慧日本)中共(中国共産党)当局は、法輪功に対する悪質な攻撃する手法などは11年経った今も変わってない。近年来、以前と変わらず修煉者に対して悪質な監禁などを実施している。そして、迫害を隠蔽するための偽装工作で外界を騙そうとしているのだ。
 
 2010年9月、四川省610弁公室は、下級部門・西昌市「法制学習クラス(強制洗脳施設)」に法輪功修煉者を転向させる目的で迫害ノルマを下した。それ以降、同月27日、西昌市の修煉者・張翼さん、李中華さん、郭紅萍さん、郭兵さん、廖安さん、徐紹瓊さんなどが日常生活と仕事を妨害され、早々に留置場で拘禁されることになった。
 
 西郊郷の徐さん(28)は1999年に法輪功を習い始めた。肝腹水を患っていた母親が医者に不治の病と宣告されたにもかかわらず、徐さんはかえって母親への看病にますます力を注いだ。結局、医者の宣告結果に反して、徐さんの母親の病気が日に日に回復してきた。
 
 しかし、徐さんは中共当局の権力のもとで迫害を受け、拘禁施設まで強制連行された。母親は娘が迫害されていることにショックを受け、突然倒れ、危篤状態に陥った。一方、洗脳クラスで徐さんは施設の主任・陳其に母親の危篤状態を訴え、看病のために釈放を求め続けたが、陳に「三書」を書かなければ釈放しないと返された。
 
 また、徐さんの父親と兄は洗脳クラスに行き、涙を流しながら、徐さんが釈放されるよう要求し続けた。しかし、施設側は徐さんに「三書」を書かせろと答えた。
 
 2010年10月19日、徐さんの母親は会うことのできない娘の名前をつぶやきながら、無念のままこの世を去った。
 
 施設側は母親を亡くした徐さんのことを知りながらも、当人に「三書」を書くように強要し続けている。
  
2010年11月06日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/10/27/231563.html

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