江蘇省淮安市の法輪功修煉者が受けた迫害
(明慧日本)江蘇省淮安市の市民、王華芬さん(48)は体の調子が悪いため、1997年に法輪功の修煉を始めた。修煉してから持病が回復し、家族との関係も改善した。
1999年7.20から中共(中国共産党)が法輪功を不当に弾圧し始め、王さんはたびたび中共に連行・拘禁され、2002年に裁判所で4年の不当判決を言い渡された。以下は、王さんが自ら受けた迫害の詳細である。
1999年7.20、中共は法輪功に対する迫害を始めた。テレビ、ラジオ、新聞などのメディアで法輪功に関する虚言を流し、中国国内では一時、法輪功はどういう功法なのかと議論された。王華芬さんと他の法輪功修煉者は法輪功の素晴らしさを伝えるために、毎日公園で煉功した。しかし、法輪功の真相を知らない通行人に通報され、警官に連行された。派出所で王さんと他の法輪功修煉者は、善意から「テレビで放送された法輪功に関する映像はすべて中共が作った虚言で、法輪功修煉者は真・善・忍という教えで自らを律する良い人です」と伝えた。しかし、警官は王さんの話を受け入れず、王さんの法輪功の関連書籍、煉功用のカセット・テープなどを没収した。1999年の後半だけで、警官による自宅への侵入、財産没収は何回も行なわれた。
2000年7月、王さんは法輪功の素晴らしさを政府に伝えるために、北京へ陳情に行った。北京の天安門広場で真相を伝えた時、警官に身柄を拘束され、地元の留置場に送られ、15日間拘禁された。拘禁されている間、煉功したり、他人に話し掛けたりすることは許されず、重労働を強制された。釈放された翌日、王さんは会社を辞めさせられた。
2001年2月、王さんは淮安市610弁公室の警官に身柄を拘束された。公安局の警官は24時間順番で王さんを尋問し、寝ることや座ることを許さなかった。長時間の虐待を受け、立つことができず倒れてしまった。しかし、警官の王建淮は、倒れた王さんを蹴ったり、棒で殴ったりした。王さんは4昼夜迫害されたあと、淮安市公安局で20日ほど拘禁され、再び4昼夜の迫害を受けた後、釈放された。
2001年8月、王さんが仕事をしている時、警官に洗脳班まで連行された。洗脳班では毎日警官に法輪功を中傷するDVDを見ることを強制され、いつも法輪功を放棄するよう強いられた。悪らつな手段を使う警官を前にして、王さんは信仰をあきらめず、善意から法輪功の真相を警官に伝えた。しかし、警官は信じず、王さんを八二病院に移送し、6昼夜寝かせず、飲食させなかった。王さんが法輪功の修煉を放棄しないため、家族も警官に恐喝され、巨大な苦痛を強いられた。同年9月、王さんは釈放されたが、再び迫害されないよう故郷を離れ、放浪生活を余儀なくされた。しかし、同年10月警官に連行され、2002年に4年の判決を言い渡された。
2007年8月、王さんが家で食事を作っていた時、淮安610弁公室、清河610弁公室の警官に不当に侵入され、連行された。王さんは留置場でトラの椅子に縛り付けられ、警官・常樹林に往復ビンタをされて、意識不明になった。
しかし、警官は王さんを不法に連行したことを王さんの家族に知らせなかったため、家族はあちこち王さんを探し回った。王さんが連行されて5日目に、家族は王さんが公安局にいることが分かった。警官に王さんの行方を尋ねると、警官は「釈放するつもりだから、先に帰って」と嘘をついた。その後、警官は王さんを地元の中共党校に移送し、およそ8昼夜にわたってひどい虐待を加え、王さんの心身を踏みにじった。
長期の迫害を受けたため王さんの体は弱り、持病が再発した。2008年8月、王さんは再び身柄を拘束され、9昼夜にわたって迫害を受け、肉体的、精神的虐待を受けた。
2010年12月03日
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