日本明慧
■印刷版   

上海市:法輪功修煉者が不当判決を下され、家族は面会を禁じられる

(明慧日本)上海市在住の法輪功修煉者・張勤さんは、2009年6月までに6度も強制連行された。懲役5年の不当判決を言い渡されて拘禁されて以来、一向に家族との面会を許されなかった。結局、明慧ネットで張さんが迫害されている事実が暴露されたため、やっと1年以上も会っていなかった親と再会できた。
 
 再会当日、張さんの親は提籃橋刑務所へ行き、息子との面会を求めたが、看守は「言えることと言ってはならないことがある。言ってはならないことを口にしたら、すぐに通話を中止するぞ」と脅した。
 
 面会場所では、ガラス越しに立った張さんに数人の監視員を配置した。張さんが、施設での迫害状況を述べたとき、監視員は「この話は許さないぞ」と割り込み、張さんの話を中止させた。こうして、張さんの親に息子の迫害状況を知られないようにした。
 
 その後、張さんの親は「張が囚人服を着ることを拒否した」などの理由で、面会の申し出を却下され続けた。一方、張さんの話によると、施設で書いた多数の手紙が一通も親の手元に届いていなかったという。
 
 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照) 
 
2011年01月25日

■関連文章
上海市:70歳過ぎの老婦に不当判決、弁護士との面会を許されず
元上海交通大学の教師が罪を着せられ、迫害により何度も失明
上海市:不当に監禁された老人、面会も禁じられる
上海:交通大学の講師に不当判決
武漢市「610弁公室」:法輪功修煉者を罪に陥れる
雲南省:邰恵さんは秘密裏に4年の不当判決
山東省:元副裁判長が残虐な迫害を受け痩せ衰える
吉林省公主嶺刑務所:長期にわたり法輪功修煉者の面会権を剥奪
遼寧省丹東市:公安局・検察院・裁判所が結託、姉妹2人が重刑に
天津市:娘が不当判決を下され、母は面会を禁じられる