神の念を持って同修を助ける(一)
文/重慶の大法弟子
(明慧日本)たくさんの同修は自分が神と言うものの、他の同修に関心を持ち、助けるときにいつも神の状態にならず、迫害されて苦痛に陥る同修を見て助けられないのです。
実は、神にとって、したい事にできない事はないのです。神の一念、一言は無辺の法力を有し、威力が強く、その念で真の修煉者を助けようとしたらきっと奇跡が起こるはずです。
ある事に出会いました。豆腐屋さんは私と縁があります。私が彼の豆腐が好きだと知っているようで、いつも私が経営している売店の前に来て豆腐を売ります。その日にまた来て、私が本を読んでいるのを見て、「何の本を読んでいるのですか」と興味深々に尋ねました。私は「これは天書です。天に昇る梯子です」と話しました。豆腐屋さんは「我々は救われる、救われる」と喜んで言いました。この様子を見て、私は真相を伝えなければならないと思いました。
実は、豆腐屋さんは田舎に住んでいて、生活が苦しく、3人家族がこの豆腐の商売で生計を立てています。奥さんが重病の胆石にかかって、病院に行くお金がなく、胆嚢穿孔に悪化しました。命の危険に陥ってやっとのことで数百元を集めて病院まで運ばれました。医者は、この数百元では大きい手術ができないので、数万元が必要だと言いました。
話を聞いて絶望的になりました。どこからそのお金を手に入れるのでしょうか、死ぬしかないと思いました。豆腐屋さんは豆腐を担いで街をうろうろして、私のところまできました。私の手に持っている本は天書だと聞いて、こんどこそ妻を救う妙薬があったと思いました。そこで真剣に「お兄さん、私にも一冊ください、助けてください」と言いました。
善良な豆腐屋さんに大法の本を一冊あげて、5つの功法を教えて、さらにビデオプレーヤーと師父の説法ビデオ一式および師父の煉功ビデオをあげました。帰る前に、豆腐屋さんはじっと私を見つめていて、何かを聞きたいのだと私は思いました。「この大法は宇宙を創り衆生を済度することができ、できないことはありません。安心して下さい。しかし、一つだけ必ず言わなければなりません。それは、できるかどうかは他でもなくあなたの心次第で、師父はあなたから何も求めず、あなたの心だけを見ておられます。あなたは師父および大法を信じて、金剛不動になり、大法の要求に従えば、きっとすべての魔難を乗り越えられます」と、私は教えてあげました。豆腐屋さんは頷いて、微笑みながら帰りました。
三カ月後、喜んで来た豆腐屋さんは、絶えず「奇跡だ、奇跡だ」と言いました。
実は、その日ここを離れて、豆腐屋さんは押し車で奥さんを家まで運びました。奥さんは押し車の上で少しも動くことができませんでした。しかし、大法がきっと妻の命を救ってくださると信じて、豆腐屋さんは「手術なんてしない。家に帰って、大法を学ぼう」と奥さんに話しました。夫婦はともに大法を学びました。奥さんの胆嚢部位が痛くなくなり、3カ月を経て、奥さんの病気が治って胆石がなくなり、顔色も白い中に赤みがさして来ました。40代が30代に見えるほど、元気になりました。また、豆腐屋さんがやって来て、妻のために、修煉ができて仕事ができる環境を探してほしいと同修にお願いに来ました。とても良いタイミングで、ある同修が自分の90歳の母の世話をする人を募集しているので、私が紹介しました。今、夫婦ともに精進しています。
この件について、私は大法が無辺の法力を持っていることを固く信じて、彼の心が動じないと私は悟りました。当時の彼は常人なのですが、自分の念は神の念になり、大法弟子の道を歩み始めていたのです。生死を前にしてその一念を発して、奥さんを病院から連れ帰りました。こうなると、その胆嚢穿孔はもう巨大な神の念の前には何も起こらないのです。
(続く)
2011年02月14日
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