日本明慧
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遅く修煉を始めたからこそ、奮い立って追いつかなければならない(二)


文/北京の大法弟子

(明慧日本)

 二、発正念をして、邪悪を取り除く
 
 私の天目は閉じられています。しかし、師父は見えても見えなくても、感じても感じなくても、ただ正念を発するだけでよいとおっしゃいました。普段、私は四つの定刻の発正念は必ずしていました。はじめのころ、とても辛くてしばらくすると腕が痛くなり、腰と背中も疲れを感じ、目まいがして、15分間続けることができませんでした。自分でも正念の効果が良くないと知っていましたが、4回の定刻の発正念は堅持しました。たまにはほかの正時にも発正念しました。学法が深まるに従って、発正念の要領を把握でき、ネット上から同修の発正念の体験文章も読み、少しずつ体内で物が動いていると感じ、体が膨らみ、エネルギーを持つようになりました。私が勤めているのは邪党の主要部門に属していて、必ず邪悪が比較的に集中しているはずでした。私は毎日、時間があると正念を発して、邪悪を解体し、衆生の体についている邪霊と毒素を取り除きました。
 
 明慧ネットには最近、発正念を重視することに関する文章が一式まとめられて発表されました。同修たちは正念で邪魔を取り除き、邪悪な巣窟から脱出できました。それらの文章を読み、私は大いに参考になりました。邪悪の陣営の構造(ある次元の現れ)が分かり、邪悪はそれほど醜くて、びくびくして、正念の前では一撃にも堪えられないもので、大法の威力はこの上なく大きいと分かりました。大法弟子が打ち出した善のエネルギーは、考えの中で、大法を思い出しさえすれば、邪悪は直ちに逃げます。そして、大法の威力、慈悲と善は巨大なエネルギーであるという法理に対して、さらに深く悟りきました。
 
 三、真相を伝えて、世の人々を救い済度する
 
 大法はあまりにもすばらしく、私は急いで大法を親友と親戚たちに紹介しました。一部の人は学びたいと言い、一部は中共による迫害を恐れていたため、大法に敢えて触れようとしなかったのですが、みな法輪功は素晴らしく、中共の宣伝のようではないと認識でき、大多数の人が三退をしました。
 
 智慧を持って、真相を伝え、ネット封鎖を突破するソフトを広めました。今、普通の人は暇つぶしをするとき、時代の弊害を非難することが流行していますが、まだ急所を突くことはできず、とりとめがなく筋が通らない話をし、その目的は自分を顕示するためです。私は世の人々のこの特徴をつかんで、わざと時事分析の文章などを読みました。そして、話をするとき、大げさにそれらを口にすると、普通の人は夢中になって聞きます。最後に、私は「これらはすべてネット上に掲載されています。あなたたちはなぜ知らないのですか」と聞きます。常人はこの時、とても恍惚としますが、私は続いて「あなたたちはどんなネットを使っていますか」と聞きます。彼らはさらに困惑します。「あなたたちはネット封鎖を突破するソフトを使っていませんか」と聞くと、彼らは知らないと答えます。私は紹介をはじめ、最後に「あなたたちのように頭の良い人たちですから、今はみな使っているのでとても安全だし、コピーしてあげましょうか。しかし、アップデートを心がけてください」と付け加えます。
 
 古くからの同級生の見舞いに行きました。彼女の夫は、某市公安局の副局長であり、彼女も市政府で要職を勤めていました。しばらく話をすると、彼女は「あなたはどうして法輪功をやっている人たちと同じことを話すの」と聞かれました。私は「それは彼らが話していることが道理に適っているからではないでしょうか。一部のことは信じないといけません」と答えました。彼女は少し考えてから「うん、あなたの話には一理あるね。以前、彼らが私に話してくれたとき、私は重要ではないと思っていたけど、今日あなたの話を聞いて、信じるようになった」と言いました。私は「実際これらのものはすべてネット上にありますよ。私はただネット上の文章を読んだだけです。あなたも見てみてくださいね」と言い、ソフトをコピーしてあげ、パソコンで使い方を説明しました。また関連のウェブページを開き、右下の脱党ウィンドウを差しながら、時間を見つけて自分で脱党するように伝えました。その目的は、彼女が真相を知った後、家族全員もみな脱党してほしかったからです。一部のことはあまりに急ぐとかえって良くありません。常人の防犯心理をある程度、考慮しないといけません。
 
 ある同僚は私のオフィスで仕事の話をしていましたが、話が終っても席に戻ろうとせず、わざわざまた世間話をはじめました。私はその機会に、時代の弊害から映画『2012』まで、また中国国内や海外の予言の話もしましたが、その同僚はそれらを聞き、怖がりました。最後に、私は「ある方法で安泰を守ることができますが、あなたは聞いたことがないですか」と聞くと、相手は知らないと答えました。私は驚いたふりをして「私は何回も聞きました。また、人民元の紙幣にも書いています。私もその紙幣を受け取ったことがあります」と言い、彼女に「三退」して安泰を守ることを伝えました。彼女は聞き終わると、「どうやって脱退しますか」と聞いてきました。私は「ネット上で脱退できます。しかし、ネット封鎖を突破するソフトを使わないといけません。私のメールボックスには常にこの類のソフトを受信しているので、コピーしますよ。あなたは自分でウェブサイトを開き、脱退してください」と言いました。私の目的は、やはり彼女の家族も一緒に脱退してほしいということです。
 
 会社のある同僚は、普段自分のちっぽけなことだけじっくり考えます。何かにぶつかると、優柔不断で、常に会社が自分に対して不公平であると考えます。同修が彼に何回も真相を伝えましたが、彼は真相を受け入れましたが、三退はしませんでした。後になって、私は彼と世間話をする機会を利用して、側面から彼に真相を伝えました。彼は真相を受け入れましたが、やはり依然として三退については気にかけてくれませんでした。現在の世の人々はとても麻痺していて、どんな物事にもあまり気をかけません。そしてある日、彼は病気になりました。それもとても重く、彼は怖がりました。私はそのチャンスを見逃さず、彼にまた三退の話をしました。彼はやっと脱退に同意しました。また、彼に常に「法輪大法はすばらしい、真・善・忍はすばらしい」と念じるように教えました。ある同修から聞いた話ですが、大法弟子の真相伝えは、まるでリレーみたいです。まさにそうでした。
 
 会社には年上の同僚がいましたが、中共の迫害を長年受けていて、中共を極度に憎んでいました。『九評』も読みましたが、やはり党文化の思惟形式から抜け出すことができませんでした。私は、彼に何回も真相を伝え、やっと三退をさせました。彼はとても驚いていました。私のような歳で、どうして問題をこれほど鋭く見ているのかと聞きました。私は、「これらは『九評』にとてもはっきりと書いていることです。問題を見るとき、その本質を見るべきで、表面現象に惑わされてはいけません」と答えました。彼は、自分は十数年間研究してやっと分かったと言いました。私は、「すでに分かったなら、もう再び時間を費やして研究する必要はありません。本当の真理を探してみてください」と言って、『転法輪』を彼に貸してあげましたが、残念なことに、間もなくして彼は私に返してきました。私は、無神論が彼に影響していると思いました。また、恐怖心の作用も働いていました。つい最近、彼は秘かに私に、私に神へと歩む道を教えてほしいと頼みました。私はどうやって一歩、一歩彼にかけられている鍵を開けるかを考えています。
 
 真相紙幣の製作と使用時、最初、私は少し怖れる心がありました。あとになって考えてみると、紙幣は流通するものなのに、どうして私が怖れるのかと思いつき、すぐ自然に使えるようになりました。一回、私が使ったばかりの2枚の真相紙幣を、売主が顧客におつりで渡しました。その顧客はまた他のところに行って物を買うとき、それが真相紙幣ということに気づき、すぐ取り戻して、保管しようとしました。これは、世の人々が真相紙幣をとても大事にしていることを示しています。
 
 ネットから真相小冊子をダウンロードして、一冊目の小冊子を作り出したとき、私は大変喜びました。明慧ネットの同修が編集した小冊子は非常に精巧で美しいです。ここで、明慧の同修に感謝の意を表します! 普段、私はかばんの中に真相小冊子を入れています。適切なチャンス、場所があれば、一冊を置きます。また住所を集めて、真相メッセージをも送ります。このことは焦らず、穏やかにやらなければ、注意を引き起してしまい、目的に達することができません。
 
 以上は、この数年間の修煉の中でのわずかな体験です。ネット上で同修の交流文章を読むと、同修の皆さんはそれほど、しっかり、素晴らしく修煉していて、それほどしっかり行なっているのに、それらに比べるととても恥ずかしいと思います。私は修煉を始めるのが遅かったので、修煉の道のりでさらに勇猛精進しなければなりません。
 
 (完) 
 
2011年02月20日

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