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湖南省:多数の法輪功修煉者が強制連行され不当判決(写真)

(明慧日本)湖南省婁底(ろうてい)市に在住の法輪功修煉者・曹貢勛さん、劉新平さん、周慶峰さん、欧陽鐘さんの4人は2011年3月8日、婁底市第二留置場での刑期を終えたが釈放されず、秘密裏に同省株洲市の網嶺刑務所へ移送された。法輪功修煉者・賀錦林さんは、未だに同留置場に拘禁されている。
 
湖南省株洲市の網嶺刑務所

 2009年7月、上記の5人を含む9人の修煉者は、警官に家宅侵入されたうえ、強制連行された。2010年3月12日、婁底市婁星区裁判所の裁判長・周敏(37歳男性)は、この9人の被告人に対して法的権利を無視し、弁護を許すことなく不公平な裁判を開いた。
 
 裁判当日、弁護士は法廷で法輪功の正当性を述べたうえ、公訴人に法輪功の法的権利を読み上げるよう要求した。しかし、根拠のない内容なのか公訴人はずっと黙っていた。同日午後3時まで裁判は続けられたが、結局、結果宣告もされず、被告人の無罪主張も無視されたまま曹貢勛さん、劉新平さん、周慶峰さん、欧陽鐘さん、賀錦林さんたちは婁底市留置場へ移送された。
 
 裁判所は2010年8月3日、秘密裏の裁判のもとで曹貢勛さんに懲役10年、劉新平さんに9年、周慶峰さんに5年6カ月、欧陽鐘さんに3年6カ月、賀錦林さんに2年、鄧蓮珍さん、謝閨栄さん、李再英さん、袁求娣さんの4人に3年、執行猶予4年の不当判決を宣告した。
 
 上記の判決は、法律で定められた順序やプロセスに従っておらず、被告人は不公平な裁定を撤回するよう求めた。しかし、婁底市中級人民裁判所(高裁にあたる)は聞く耳を持たず8月10日、判決を維持するとした。さらに、翌年2010年3月8日、秘密裏に曹貢勛さん、劉新平さん、周慶峰さん、欧陽鐘さんを網嶺刑務所に送り込んだ。
 
 ここで、昔から善悪には報いがあると言う通り、法輪功修煉者への迫害に加担した者の身に実際に起きたことを記す。
 
 肖万陽(58歳男性)は、婁底市鏈鋼公安分局に所属。修煉者への強制連行に力を注いでいたが、2010年4月上旬、突然倒れて死亡した。
 
 王莉娜(40代女性)は、婁底市国保(国家安全保衛)大隊の副主任。修煉者の自宅で所持品を脅し取ったりして迫害に加担した。その後、事故で足をひどく骨折した。
 
 楊(30代男性) は、婁底市鏈鋼公安分局に所属。高速道路で、乗っていたパトカーが突然パンクしたため、車から放り出されて死亡。
 
 中共(中国共産党)の卑劣な弾圧政策のもとで迫害を行なっている警官ら司法部門に、ただちに迫害を停止するよう呼びかける。
 
 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
 
2011年04月15日


(English:http://www.clearwisdom.net/html/articles/2011/3/31/124141.html
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