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保定労働教養所が製造した偽商品を法輪功修煉者が摘発

(明慧日本)河北省保定労働教養所は法輪功修煉者に迫害を加えるほか、コピー商品などの不良品を生産する拠点の一つでもある。以下はその事情の一部で、同施設で拘禁された法輪功修煉者によって、明かされた。

 ある日、私たち法輪功修煉者は作業場のようなところに連れて行かれ、ちょうどコンクリを使った偽物の電気抵抗器(無線電用部品)を作っていたところでした。私は瞬時に昔、経営していた店に来たある見習いが、何も知らないまま偽の電気抵抗器を仕入れてきたことで、店の経営に支障をきたしたことを思い出しました。顧客が使った直後にすぐ壊れて、何個か交換してあげても使えないというクレームを多く受けました。変だと思い一個割って見ると、耐圧63Vの電気抵抗器を耐圧400Vに偽っていたことが発覚しました。昔の出来事が頭に浮かんできて、偽物を作っている現場を指差して、警官の閻慶フンに「法的部門なのに、よく偽物を作りますね」と詰問したら、「何を根拠に偽だと言っているのだ」と怒鳴られたので私は、「無線電の技術者だから、この道のベテランとして言っている。あなた達は4分の1の小さい電気抵抗器の芯にコンクリを入れることで、10W以上のパワーをごまかして売っているでしょう。これで、被害者や私たち業者から莫大な利益を稼いでいる」と指摘しました。自身に非があると思ったのか、警官らは怒鳴らなくなり、同僚の親戚に加工を頼まれたと自白しました。その翌日、作業場の場所が移されたことから見ると、彼らは悪行を暴露されるのを恐れているのでしょう。

 数日後、労働教養所は何人かの受刑者を使って、私を1階の事務所に連れて行き、ひどい集団暴行を受けた私は重体に陥りましたた。その後、保定二五二病院で、血管が頚椎骨に挟まれて小脳まで供血不能だと診断されました。こうして半年後、私は認知症(成人後に、脳に損傷を受けることによって認知機能が低下する状態)を患いました。とはいえ、施設での私に対する迫害はやむことなく、半月も続けられました。施設から帰されると、すでに車が来ても気付かず、歩くのも鈍感で、記憶も無いというひどい精神状態でした。しかし、法輪功を再び始めると、だんだんと回復してきました。

 すると、2年前に県の国家保安大隊に家に押し入れられ、すべての所持品を奪い取られ、連行されたことを思い出しました。当時、保定市公安局の局長と自称する人は「あなたは有名だね。保安労働教養所から無線電を修理するあなたのことを知っている」と言いました。彼らは私に重い刑罰を与えようと企んでおり、上述の事件の復讐をしようと企んでいました。7年経った今、私は労働教養所が偽商品を製造している事を暴露しようと動き始めました。実は、そこで偽の酒を包装して商品にしたり、偽の漢方薬を作ったり、偽の「風帆電池」を製造したりする不正行為が隠蔽されています。

 現在、社会の至る所に偽物が氾濫しており、たくさんの被害者が出ています。これらの偽物を専門に作っているところは中共の労働教養所、監獄および拘置所などの施設です。また、偽札も警官の手が加えられて作られたとの疑いがあります。一刻も早く中共に労働教養所の罪悪を摘発するよう、中国の民衆および国際社会に呼びかけます。

 2009年10月14日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/10/9/210042.html

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