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雲南省:健康を取り戻した法輪功修煉者が迫害され死亡

(明慧日本)雲南省彜良(いりょう)県に在住する法輪功修煉者・遅誌さん(27男性)は法輪功の修煉を続けているという理由で、不当判決を受けた。
 
 遅さんは彜良県の人民銀行の元社員。1998年12月に法輪功の修煉を始め、心身ともに恩恵を受け、元の胃腸炎、甲型と乙型肝炎などの持病が薬に頼らず全快した。修煉するにつれ、大らかで優しい心を持つようになり、職場では仕事をこなし、家庭では楽しく温かい円満な生活を過ごすようになった。
 
 2003年6月、遅さんは法輪功の無実を伝えるため、その潔白を証明する内容のチラシを配布したことで、地元の国保(国家安全保衛)大隊の隊長・顔永翔及び副隊長・梁東梅、王毅らに家を家宅捜索をされて私物を没収され、滅多打ちされてから連行された。その後、遅さんは不屈な精神を貫いて抗議すると、ロープで縛り付けられながら、町で引き回されていた。さらに、人格を侮辱する目的で受刑者の集団に入れられ、たくさんの民衆の前で公然に批判されたことで、何の罪の証拠もなく懲役3年6カ月の不当判決を強要された。
 
 不当判決を加えられた遅さんがその後、理由もなく解雇され、遅さんの妻は社会や職場から重度のプレッシャーを感じ、結局、心身ともに苦痛の限界に達し、遅さんとの離婚を申し出た。
 
 遅さんは雲南省第一刑務所へ移送されてから、毎日10数時間にわたって辛い労働を強いられたことで、心身共に深刻な障害を受け、肝がんを患った。施設側は危篤に陥った遅さんに緊急治療を施さなかった。最後に、命の危険があると見なされた遅さんは一命をとりとめ、家族が連れ帰ることができた。しかし、当所は人の命に危険をもたらしていたその責任から逃れた。
 
 家へ帰された後、遅さんはまだ重病を患って出稼ぎができずさらに苦しい生活を強いられていた。にもかかわらず、依然として中共(中国共産党)の公安に相次ぎ嫌がらせなどで苦しめられ、この圧力のもとで重度のプレッシャーを感じ、27歳の体は心身ともに限界に達し、健康状態が悪化した。これによって、病気で体が骨と皮にまでやせこけて、肉体的、精神的にひどく疲れ果てていた遅さんは2009年7月、病にかかって死亡した。享年わずか27歳であった。 

(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
 
2010年11月26日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/11/23/%E4%BA%91%E5%8D%97%E5%BD%9D%E8%89%AF%E5%8E%BF%E6%B3%95%E8%BD%AE%E5%8A%9F%E5%AD%A6%E5%91%98%E8%BF%9F%E5%BF%97%E8%A2%AB%E8%BF%AB%E5%AE%B3%E8%87%B4%E6%AD%BB-232838.html

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