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湖南省:懐化市610弁公室の悪質な洗脳の実態

(明慧日本)湖南省懐化(かいか)市中方県に在住する法輪功修煉者・姜雲球さんは2010年10月13日、中方県610弁公室の李衛東、国保(国家安全保衛)大隊の張文勇、鉄坡派出所の所長・林安平、陳生龍、役人の楊健ら18人に令状の提示もなく家宅に侵入され、法輪功の関連書籍および資料などを没収されたうえ、洗脳班に連行された。1カ月後、姜さんは心神喪失になり釈放された。
 
 洗脳班では、修煉者の意志を破壊する目的で姜さん1人に監視員2人がついてデマを流し続け、24時間体制で監視した。姜さんは不屈の精神で信仰を守り続けたが、監禁されて20日以上経ったころ、610弁公室の李は修煉を放棄する書類に署名をしなければ刑務所へ送るぞ、と脅した。不明な毒薬を注射された姜さんは全身に寒気を感じ、極度のめまいに襲われ、全身が震え、嘔吐して身体の力が抜けて立てなくなり、倒れた。それから、7日にわたって、ずっと寝込んでいた姜さんが洗脳班で死ぬことを恐れた警官は手当てをしたが、意識不明の本人の手をとって三書も無理やり書かせた。
 
 11月12日、派出所の警官・陳は、危篤に陥った姜さんを竜潭行きの駅のホームへ送ったが、緊急治療をさせなかっただけでなく、死にそうになっている姜さんを見捨てて警官らは全員引き揚げた。最後に、姜さんは一命をとりとめ、家族が連れ帰ることができた。
 
 現在、精神的にひどく傷つけられ、心神喪失状態になった姜さんは、普通に歩くことができず、ふらふらして、人に支えられて足をひきずって移動している。今でも自力で生活できず、危篤に陥っている。 
 
2010年11月27日

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