人を救うのに観念を持ってはならない
文/中国の大法弟子
(明慧日本)先日、私は辺鄙な農村に真相を伝えに行きました。途中でバスを乗り換えるために1時間あまり待たなければなりません。当時、切符の販売員は顔にぶつぶつがあり、良い人に見えず、話も丁寧ではなかったので、私はこの人から離れて他の人に真相を伝えました。たくさんの人がバスに乗りましたが、私は縁のある人が私のそばに来るように師父に加持を求めました。間もなく、先程の販売員が餅を食べながらやって来て「どこに行くの」と尋ねました。
せっかく来てくれたのだから、私は観念を捨て、心をこめて人を救わなければならないと思いました。そこで、今の庶民の生活は苦しくて、役人たちが暴利を貪っている話から始めました。最近は天災が絶えず発生していますが、これはすべて人類に対する警告であり、天の啓示に従って「真、善、忍は素晴らしい、法輪大法は素晴らしい」と念じていれば仏様がご加護をくださると言いました。話を聞いて相手はすぐに「法輪功は良いと私は思っています」と言いました。
この時、バスがやってきました。私は切符を購入する際に小冊子を販売員の鞄の中に入れました。するとこの人はすぐに鞄を抑えて立ち「共産党がすべて悪い。共産党は人間ではない」と叫びました。
バスが発車しましたが、先程の販売員はまだターミナルの中で「法輪功は素晴らしい、法輪功は良い」と叫んでいました。バスの中の人達は皆笑顔でした。私はとても感動して、人を救うのに観念を持ってはいけない、どんな人も救われるのを待っているのだと悟りました。
2011年02月28日
(English:http://www.clearwisdom.net/html/articles/2011/1/26/122882.html)
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