日本明慧
■印刷版   

実際の行動をもって誓約を実現する(二)


文/大陸の大法弟子

(明慧日本)正法の進展はとても速く、私は責任感と同時にプレッシャーを感じました。私は内に向かって探す中で、私自身が他人に頼りすぎているという強い執着に気付きました。もし、コンピュータに詳しい学習者が教えに来てくれなければ、いつまでも手をこまねいて待ち続けることが許されるのでしょうか? このようでは正法活動が私達に求める水準に達することができません。実際、私たちの地区では年配の学習者達はもとより、若い学習者達の中でもパソコンに詳しい人は一人もおらず、基礎レベルでしかない私が一番できました。頼れる人がいない状況下で、私はこの責任を私自身が背負わなければならないと悟りました。
 
 私は明慧ネットから「ゼロからはじめる資料作成マニュアル」をダウンロードしました。マニュアルの説明は分かりやすく、私の良き「先生」でした。私はマニュアルを読みながら一つずつ段階を踏んで実行し、間違ったところは解決方法が見つかるまで繰り返しやり直しました。このようにして私は、しばらくすると資料作成に必要な技術を全部覚えることができました。例えば、「蓮花代理」というソフトウェアを使用して大きなサイズのファイルをダウンロードし、「NERO 」または「Alcohol」を使用して画像処理やCD、DVDへの書き込みをします。(注:「蓮花代理」「NERO」「Alcohol」は全てソフトウェアの名称)その他にも、ビデオCD の表紙デザイン・動画や音声のフォーマット変換・大法書籍の製作・お守りの作成・暗号化されたソフトの使用・各種形式のファイルの印刷・仮想化システムや暗号化通信システムのインストール・携帯電話番号の変換など、正法活動に必要なことはほとんどできるようになりました。
 
  私は人から教えてもらうことなく、自らの努力でマスターできました。実際やってみると、当初私が考えていたような複雑で難しいことではありませんでした。大法を実証したいという一念さえあれば、師父が加持してくれます。私たちが今行っていることは、常人ことではなく、常人を遥かに超えた修煉のものなので、常人の観念を切り捨てることができれば、常人にできないことでも私たちにはやり遂げられるようになります。なぜなら、私たちは大法弟子だからです。
 
 パソコン技術と心性の向上に合わせて按配が行われているかのように、2009年には神韻公演の映像を私が同修のために直接ダウンロードするようになりました。私はとても興奮しました。早速朝から夜中の2時にかけて作業を行い、翌日、作ったDVDを学習者たちに渡しました。彼らは、いつもよりずっと早く神韻公演を見ることができたと大喜びでした。
 
  私はまるで魚が水を得たかのように、パソコン技術が日に日に向上して行きました。必要なことは学習を通じて何でもできるようになりました。もちろん、これらのことは法の勉強と切り離して語ることはできず、大法の勉強を重視してこそ、はじめて大法と師父から知恵とエネルギーを与えられるのです。私はどんな困難も怖くないと感じるようになりました。
 
 私は一般ウェブサイトから検証済の正式版ソフトをダウンロードして、他の学習者達に提供しました。そして「新視覚」から仮想化システムのダウンロードやTC暗号化システムの設定などを行い、学習者達の必要と要求に応じました。みんな使い勝手が良いと喜んでいました。これらのすべての作業を通して、私は一貫して「ゼロからはじめる資料作成マニュアル」が求めている設定基準を厳守しました。まずセキュリティソフトの設定を行い、すべての準備が整ったところで、ほかの学習者達に使用環境を提供しました。
 
 それ以降、皆はMP3 プレーヤーを買うなどパソコンに関係することを私に尋ねるようになり、特に年配の学習者たちは他の地区の資料点にまで私のことを紹介しました。このように私は、近隣地区の学習者たちの世話もするようになりました。私は学習者たちが必要とするものなら、自分に危険があるかどうかなど考えることなく最善を尽くして協力しました。このように、ここ数年間私は動揺することなく着実に修煉して歩んできました。これらのすべては大法修煉の中から与えられたものであり、すべて師父の慈悲深い救い済度のお蔭なのです。
 
 (完)
 
2011年06月06日

■関連文章
実際の行動をもって誓約を実現する(一)
責任をいい加減に扱ってはならない
いかなる人心も衆生の救い済度に影響する
師父がソフトのインストールを助けてくださった (四)
青年大法弟子の11年間の歩み(二)
正法の終了ばかりを待ってはならない
着実に修煉し続け、誓約を果たす(二)
着実に修煉し続け、誓約を果たす(一)
同修よ、申し訳ありません
私を成す殻を破り、新しい人生が始まる(一)