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遼寧省:大連市の模範社員 不当な重刑判決に直面(写真)

(明慧日本)大連市の法輪功修煉者・陳シンさん(42歳男性)は1996年に法輪功を修煉するまでは、肝臓病などの持病に苦しんでいたが、修煉を始めてから心身ともに全快した。陳さんは法輪功の教えに従って会計の仕事をこなし、横領などを一切しない模範社員であった。しかし、2002年9月28日、中共(中国共産党)の法輪功への弾圧政策の下で当局によって強制連行され、正当な理由もなく13年の重刑判決に直面した。陳さんは錦州刑務所に拘禁されている間、面会を禁止されるなど基本的な権利さえ保証されず、人権を甚だしく蹂躙されている。
 
十年前の陳シンさん
十年前、陳シンさん親子

 1999年7.20以降、法輪功は中共により弾圧され始めた。陳さんはその日から2日間、北京へ行き、虚言で中傷された法輪功創始者の潔白を訴えるため、人々に法輪大法のすばらしさを伝えた。しかしそれ以来、陳さんは中共当局から、強制連行・無断解雇・不当拘禁・不当判決など一連の迫害を受けることになった。
 
 陳さんは2000年4月20日、法輪功の無実を伝えるために上京したが、20日間拘禁され、2,000元を脅し取られた。さらに10月から5カ月にわたって、陳さん一家は中共の公安当局から度重なる嫌がらせを受け続けた。
 
 泡崖派出所の所長・劉は2001年4月24日、指導員・張偉、警官・周連元ら8人を率いて、陳さんの家に押し入り、令状もなく陳さんを強制連行しようとした。混乱の中、陳さんは途中で抜け出すことができたが、迫害を逃れるため放浪生活を余儀なくされた。
 
 陳さんは2002年9月20日、法輪功修煉者・許誌斌さんとともに、馬欄派出所の所長・高強らによって強制連行された。結局、陳さんは当局により13年の不当判決を宣告され、陳さんの家には高齢者の母と生まれたばかりの子供が残され、一家の生計に影響を及ぼした。
 
 陳さんは2003年4月23日、瓦房店刑務所に収容され、2007年12月19日、遼寧省の錦州刑務所へ収容された。2010年8月6日、陳さんの家族は陳さんが収容されている施設を訪れたが、所長は家族が陳さんと面会を認めず、乱暴に追い払った。それ以来、陳さんの家族は2年以上も面会を申し込んでいるが、陳さんと一回も面会することはできなかった。
 
 錦州刑務所で、陳さんは多数の修煉者と同じように辛い強制労働を強いられ、過酷な管理のもとで苦しめられている。家族は陳さんの安否を心配し、一日も早く戻ってくることを願っている。 
 
2011年06月24日

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