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湖北省:妻は不当に刑務所に収容され、夫は根拠なく洗脳班に拘禁される(写真)

(明慧日本)湖北省に在住の法輪功修煉者・陳曼さん(女性)は、かつて英語教師をしていた。陳さんは、法輪功の修煉を放棄しないという理由で2年前、不当に7年の実刑判決を下され、湖北省武漢女子刑務所に収容された。しかも、その前日、陳さんの夫・張偉傑(47歳)さんも警官らによって不当に連行され、「湖北省法制教育所」(洗脳班)に拘禁された。張さんにとっては、今回の連行は10回目であった。目撃者の情報によると、張さんは洗脳班で、繰り返し殴打されるなどの暴行を受けていたという。 
 
拷問の実演:暴行

 張さんは、かつて海南華銀信託会社の職員だった。張さんは法輪功を修煉し始める前は病気がちで、多くの病院で治療を受けたが治らなかった。しかし、法輪功の修煉を始めてから、張さんの健康状態は向上し、元気になった。
 
 陳さんは、かつて大学で英語教師をしていた。陳さんも生まれつき病弱で、家事も満足にできないほどだった。しかし、陳さんは法輪功の修煉を始めてから、肉体的にも精神的にも元気になった。 
 
拷問の実演:後ろ手に手錠をかけられる

 張さんは2000年12月、法輪功の真相を政府に伝えるため、北京に向かった。その際、張さんは北京の警官らによって不当に連行された。張さんは繰り返し暴行を受けたため、左目が傷ついてしまった。その後、張さんは地元の派出所に移送された。派出所で張さんは服を脱がされ、寒い日に1 日中屋外のバスケットゴールに縛り付けられ、夜中には冷たい水を浴びせられた。
 
 張さんは2001年1月、再び連行され1 年間、何湾労働教養所に拘禁された。労働教養所で張さんは、灌食などの拷問を受けた。 
 
拷問の実演:灌食

 張さんの受けた迫害事実が2007年に報道されると、国際社会からの関心が寄せられた。欧州連合は、中国の人権問題について張さんへの迫害を一例として取り上げ、中共(中国共産党)との対話を行った。しかし同年、張さんの妻・陳さんは不当に連行され、7年の懲役刑を宣告された。2年過ぎた現在も、陳さんは家族との面会を許されていない。
 
 張さんは2011年5月5日、警官らによって10回目の連行を強いられた。警官らは長い間、張さんが拘禁されている場所を家族に通知しなかったという。 
 
2011年07月04日

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